セレッソには刺激が必要/福王クン
現在3勝4敗のセレッソ。昨季7試合消化時点も同じ3勝4敗だった。もっとも昨季は3連敗と最悪のスタートだったのだが。
昨季の後半(第3・4クール)が、15勝4分5敗と好調だったこと、メンバー流出が最小限にとどまったこと(特に古橋の残留)、台頭してきた若手の伸びしろ、新加入のGK相澤、左SB尾亦、FWカレカの加入と、好材料がそろい、開幕前は有力な昇格候補に挙げられていた。
ところが、なかなか思うようなサッカーができない。勝利ゲームでも内容では負けていた印象が強い。昨年の好調時のレベルにまでも遠い。
もちろん全試合の内容が悪いというわけではない。ただ、いいリズムの時間があってもそれが続かない。カレカがいまだ不発、もちろん尾亦・古橋・柳沢とケガ人が連続していることも大きい。
しかし昨季を振り返ると、節目節目でチームに「刺激」が与えられていたことに気づく。
開幕5試合ベンチ入りもできなかった香川が台頭し、徐々に出場時間を延ばしていく。そして、都並監督解任&クルピ監督就任、淡路島ミニキャンプ、小松のブレイク、そして最後にジェルマーノの加入だ。
今季もこのような刺激が必要なのかもしれない。まず監督交代など誰も考えていない。しかし今の閉塞した状況を変えるためには、やはり新たな力の台頭が必要だ。
現在のケガ人続出によるやむをえない形でのメンバー変更ではなく、激しい競争がチームに活力を与えるはずだ。山下、白谷がそれに一番近い存在だろうか。もちろん、ポジションを失っている江添、濱田、小松らの復活も必要だ。そこにケガで離脱している選手が回復し、さらに競争が激化するというのが理想的な流れだ。
日曜日の熊本戦。レヴィー監督はメンバー変更を考えているようだ。その内容を見てからまた今後を考えてみようと思う。
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ロアッソ熊本には福王忠世がいる。セレッソのジュニアユース、ユースで育ちトップ昇格を果たしたが、公式戦出場もなく九州リーグのロッソ熊本へ。九州リーグ、JFLで奮闘し、J2昇格に貢献した。
福王の父は能楽師である福王流十六世の福王茂十郎氏、上の二人の兄も能楽師ということでも知られている。
福王は、U-17世界選手権(現U-17ワールドカップ)トリニダード・トバゴ大会に日本代表(田嶋幸三監督)のCBとして3試合にフル出場している。一次リーグで結果的に決勝を戦うことになるフランス・ナイジェリアと同組になる運のなさもあって1勝2敗(1-0アメリカ、0-4ナイジェリア、1-5フランス)で世界の壁を前に敗退した。
当時のメンバーには徳重健太・茂木弘人(神戸)、青木良太・工藤浩平(千葉)、大井健太郎・成岡翔(磐田)、根占真伍(横浜FC)、菊地直哉(カールツァイス・イエナ)、阿部祐大朗(徳島)、矢野貴章(新潟)、藤本淳吾(清水)などがいる。
U-17日本代表当時はDFラインから前線へのフィードが正確だった記憶がある。今はボランチや左SBで使われているようだ。日曜日は注目して見てください。
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