またサッカーマガジンです / 昨日の柿谷と桃スタ
火曜日発売(東京では一部で月曜夜には売っているらしいですが)のサッカーマガジンでセレッソ大阪のチームレポートを書かせてもらいました。 白黒のページで、(たぶん)34ページから見開き2ページです。
さて、昨日は桃太郎スタジアムで取材してきましたが、サポーター席を比べたら、断然セレッソサポの方が大勢詰め掛けていましたね。 さぞかし選手も心強かったでしょう。
主力が5人(カイオ、香川、マルチネス、チアゴ、乾)欠けているチームでした。 小松と柿谷の2トップで、黒木と濱田が2列目、その下にアンカー的に藤本が位置する感じの配置でした。
試合は暑さのせいもあって、ミスの多いまったりした展開が続きます。 85分、「また引き分けか・・」という気持ちで見ていたら、⑪柿谷と⑥濱田の2人が、⑪-⑥-⑪-⑥とパスを狭いエリアで交換し、⑥がタテにドリブルでDF2人をかわし、ラストパス。 ⑪柿谷が右足アウトサイド(トゥ?)で先制点を蹴り込んでくれました。 パス交換の中に2本の足裏パスが入り、テクニシャンの2人らしさ満載の得点でした。 得点が決まったあと、西澤があきれたように笑っているのが印象的でした。
しかし、驚いたのはロスタイムの2点目。 相手の直接FKをキャッチしたGKキムのハンドパスを受けた平島からのパスで飛び出した濱田のドリブルスピードが意外に速かったのにビックリしながらゴール前に目をやると、私の視野の左端、ハーフラインくらいから茶髪が猛スピードでダッシュしていくのが見えました。 そう柿谷です。 ちょっと油断していた岡山DFの後方から遅れてスタートし、ペナのあたりで追い抜いてしまいます。 そこへ「どうぞ」と言わんばかりの正確無比な濱田のクロス。 しかし50メートル走った後に、それを「確実にインサイドキックで蹴ろう」 などと決して思わず、まるでトラップするようなタッチでインステップでふわっと蹴ってしまうのが実に柿谷らしい。 レヴィー監督の「曜一朗にはあまり責任感がないが、そのために時に非常に勇気あるプレーができる」という言葉どおりのゴールでした。
香川、乾と同時にピッチに立つと、彼らに合わそうとするプレーが多い柿谷。 2人がいない昨日は、何も考えすぎることなく、自らの持ち味を出せた、そんな印象です。 小松がいまだ不調で、ボールを失うことが多く、2トップの連係で崩すことがほとんどできませんでしたが、CKのキッカーも任され、前半は江添、小松の頭にピタリと合わせました。 90分体力がもったのにも感心しました。 柿谷本人の話では、どうやら、走れるようになった「内緒の理由」があるようです。 香川、乾の2人となんとか同じピッチでプレーさせられるアイデアがないものかと思います。 香川のボランチなんて無理かなあ。
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ところで、桃太郎スタジアム。 メインスタンドしか分かりませんが、傾斜も急で見やすく、ビジョンも綺麗な素晴らしいスタジアムでした。 もちろん陸上トラックは邪魔でしたが、大きさも適度で、中・四国では有数のスタジアムでしょう。
実は、ここでの試合観戦は2度目。 初観戦は89年5月13日。 まだ桃太郎なんて愛称もない頃、イタリアワールドカップ予選のための強化試合、中国代表戦でした。 もう20年前になります。 当時、デットマール・クラマー氏が臨時コーチのような立場で、日本代表と帯同されていて、帰りの岡山駅で握手させてもらった思い出があります。 結果は2-0で日本の勝利。 得点者は吉田光範と前田治。 懐かしいなあ、日本は真っ赤なユニフォームの横山謙三監督時代でした。
相手の中国には元ガンバの賈秀全がいましたし、日本には清水三羽烏、長谷川健太、大榎克己、堀池巧に、井原正巳、柱谷哲ニもいました。 ついでに残り全員も書くと、GK森下申一、DF梶野智幸、右WB森正明、左WB佐々木雅尚。 交代で名取篤、望月聡。 この頃は3-5-2で戦っていましたね。
さて、中国戦といえば、その2年前、87年10月26日のソウルオリンピック予選、雨の国立(テレビ観戦)。 引き分けでもソウル行きが決まる試合で、石井義信監督のディフェンシブなスタイルのサッカーで0-2と敗れた試合。 絶好機にシュートを相手GKの正面に蹴ってしまったのが、現ファジアーノ岡山監督の手塚聡。 あれが決まっていれば20年ぶりのオリンピックへ行けたはずでした。 私の中で手塚氏は今でも 「戦犯」 なのです(^^)
この試合のメンバーもついでに。 森下申一、中本邦治、加藤久、勝矢寿延、堀池巧、西村昭宏、(松山吉之)、都並敏史、奥寺康彦、水沼貴史、原博実、手塚聡。 後にセレッソに関係する方々が結構いましたね。
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コメント
マガ、読みましたよ。W杯出場記念号の掲載とはいいですね。来年はもっと寄稿が増えるといいですね。
明日はアベリーノさんと一緒に観戦します。
投稿: 蹴球亭 | 2009年6月 9日 (火) 18時13分
ワールドカップネタばかりの中で、完全に浮いた存在になっています(苦笑)。
予選突破は決まったし、香川も帰ってきましたので、明日の試合はもう違う国の試合のような感覚です。
投稿: スーハイ | 2009年6月 9日 (火) 19時15分
柿谷の足裏パスを見せられた濱田が同じイメージを描き、足裏パスで返す。
濱田が同じイメージを共用し、足裏パスで返してくることを柿谷がイメージし、
と漫画みたいな1点でした。
投稿: ぬん | 2009年6月12日 (金) 19時48分