« 2011年2月 | トップページ | 2011年4月 »

2011年3月

ヤット、オカそしてキング

 29日は、バックスタンド中央上段で観戦した。 私の周囲では試合前の君が代を歌う人も少数だったし、ベガルタ仙台コールに手拍子する人もまばらだったのはとても残念だった。

 でも、これだけのメンバーが一堂に会す機会は、今後再び訪れるかどうか分からないし、さらに被災地への義援金にも貢献できる機会なのだから、あっという間にチケット完売するのも当然で、サッカー観戦経験の少ない人も多かったのだろうなと思うことにする。

 試合を振り返る。 先制点となったFKは楢崎対本田圭のグランパス対決かと思いきや、楢崎対遠藤のフリューゲルス対決となり、ヤットの低弾道スピードボールに軍配。 

 岡崎の追加点は、鋭い飛び出しから、本田圭のスルーパスを右半身で受けて、ステップを細かく踏むことで、ボールをやり過ごすと同時に、ルックアップした瞬間に、飛び出したGK楢崎の位置と姿勢を見て、瞬時に浮きダマでのシュートを選択する、非常に難度の高いゴールだった。 岡崎は本当に上手くなったな。

 そして、この日最高の歓声を聞いたのはカズの追撃ゴール。 川口のロングフィードを闘莉王が岩政にヘッドで競り勝ち、落とした位置もベストだった。 森脇も追いつけず、前に出たGK東口もクリアできない位置にカズが懸命にダッシュ。 東口の左肩上を抜いたカズゴール。  後半開始から出場していたなら、44歳のキングはあのダッシュができたかどうか。 ピッチに入った後半17分からちょうど20分後という時間帯も良かった気がする。

 ホーム長居で戦ったセレッソから選出された茂庭照幸と乾貴士。 選抜の茂庭は後半開始からタイムアップまで、冷静にプレーできていた。 代表の乾は後半開始から家長昭博に代わった後半27分までの出場。 今季のセレッソでは、色んなものを背負ってプレーしている乾も、のびのびとしたパフォーマンスを見せてくれた。 

 細貝と本田拓がプレーできなかったのは残念だが、ケガを悪化しては元も子もないのだからしょうがない。 46人中44人がプレーしたこの試合。 特にGK5人が見れるのは大変珍しいことだ。 海外組が多くなっただけに、1試合でおしまいなのが残念。 大阪以外で、もう1試合出来たら最高だったはず。 

 NZが来日していたなら、これほどの盛り上がりは実現できなかっただろう。 イヤミではなく、断ってくれたことに感謝! キンチョウスタジアムに場所を変えての練習公開も大ヒットだった。

 義援金は各地で、色んなジャンルの人たちの奮闘努力で巨額が集まりそうだ。 とても素晴らしいことだが、これらが活かされるのは当分先のことだ。 被災者の皆さんには辛い日々がまだまだ続く。 せめて、春よ早く来い!
(2011.3.31 0:45)

にほんブログ村 サッカーブログへ
にほんブログ村

| | コメント (0) | トラックバック (0)

サッカーが帰ってくる / チャリティーマッチ3つ

 大震災一色だったテレビも、通常番組に戻りつつある(関西だけか?)。 しかし、奇跡的に救出された祖母と孫、卒業式に津波で泥まみれになった卒業証書を乾かせて渡す小学校の先生たちの思い。 感動的な話は涙なくして正視できない。 しかし、その場面を見せる直前にCMを挿入し、ドラマチックさを強調する手法は、報道番組にはおよそふさわしくなく、大震災を「1コンテンツ」とみなす民放テレビの視聴率狙いとしか思えない。 「いつものやり方」が当たり前になって、本来の「報道」の役割を見失ってしまっている。 空しくて、そしてなんだか情けなくなる。

 さて、サッカーが帰ってくる。 今週末から関西ではチャリティーマッチが続く。 西京極26日、万博27日、長居29日の3試合だ。

 26日(土) 14:00 西京極 京都サンガF.C.対セレッソ大阪

 27日(日) 13:00 万博  ガンバ大阪対ヴィッセル神戸

 29日(火祝)19:20 長居  日本代表対Jリーグ TEAM AS ONE

 26日、27日の試合には、日本代表メンバーは出場しない。 「(26日の試合に)出たいと言ったが、ダメだと。 まとまってトレーニングしたいらしい」 とは19日に聞いた乾貴士の話だ。 リーグ選抜の方はどうなるのか。 具体的にはセレッソ茂庭照幸、ヴィッセル大久保嘉人、ガンバ平井将生の3人だ。

 既に発表されていた代表メンバーと、今日明らかになったリーグ選抜メンバーを見てみると、まさに「オールスター」だ。 ヨーロッパ組12人も遠路帰国してくれる。 そして南アフリカワールドカップメンバーの内、残念ながら漏れたのは、玉田圭司、矢野貴章、森本貴幸、稲本潤一の4人。 

 パラグアイにPK戦で敗れて(2010.6.29)からちょうど9カ月後(いやあ、光陰矢のごとし!)となる29日、あの誇り高きサムライたちが長居に集結し、敵味方に分かれはするものの、数多(あまた)の犠牲者の冥福を祈り、現在も戦い続けている被災者たちに大いなる勇気を与えるために戦うのだ。 

 選抜のGKは、ベテラン川口と楢崎、そしてCBは闘莉王&中澤の強力コンビ。 中盤には中村俊輔、小野伸二、小笠原満男、中村憲剛の豪華な面々。 FWにはキングカズの名前もある。 代表もかなりてこずるぞ。 さらに監督同士、ザック対ピクシーも見ものだ。 ただ1つ残念なことは、長居のピッチに香川真司が立てないこと・・・

 29日のチケットは明日10時から発売とのこと。 ナイトゲームにはまだまだ寒い時期だが、スタジアムをフルハウスにして、熱気を被災地域のみんなに伝えよう。
(2011.3.22 23:47)

追記:日本代表スタッフからイタリア人5人組の1人、テクニカルアシスタントのジャンパオロ・コラウッティさんの名前が消えている。 退任したのかな?

にほんブログ村 サッカーブログへ
にほんブログ村

| | コメント (0) | トラックバック (0)

UCL 長友対内田が激突!

 内田のシャルケと長友のインテルが当たることになった。

①レアルマドリー対トッテナム
②チェルシー対マン・ユナイテッド
③バルサ対シャフタール
④インテル対シャルケ

準決勝は④勝者対②勝者、①勝者対③勝者。

イングランド同士の決勝の可能性は残ったが、エル・クラシコが実現するとしたら、準決勝ということになったわけだ。

日本人選手のベスト4勝ち残りも決まった。 チャンピオンズカップ時代の1FCケルンの奥寺さん以来か。

事情が許せば、インテル対シャルケは地上波LIVEでやって欲しい試合なんだが・・・

| | コメント (0) | トラックバック (0)

セレッソ対山東直前

 必死に戦ってくれたガンバだったが、残念ながら勝てなかった。 セレッソは果たしてどんな試合を見せてくれるだろう。 試合会場は山東省済南。 昔、日本史で学んだのが、昭和初期の 「山東出兵」 だとか、「済南事件」。 日本軍が占領していたことのある土地で、今日セレッソが戦う。

 相手は16チームで争った、2010年CSL(中国スーパーリーグ)のチャンピオン、山東魯能泰山足球倶楽部。 ガンバが昨夜敗戦を喫した天津泰達が2位、鹿島が初戦アウェーで分けた上海申花が3位だから、かなり手ごわい相手であることは間違いない。

 ガンバ戦では、強いフィジカルを持ちながらも、グラウンダーのパスをつなぐサッカーを見せた天津に対し、マナー最悪の観客はレーザーを遠藤や藤ヶ谷の顔に当てたり、スタンドから物を投げ入れたりと、まさにやりたい放題。 場数を踏んできたガンバの選手たちでさえ、ついに勝利を手繰り寄せられなかった。

 一方、ヤンマー時代は別にして、プロチームとなってからアジア初参戦となるセレッソ。 選手は昨夜の試合をテレビなどで見ていただろうか? アジアでの戦いの難しさは、想像以上のものだと感じたはずだ。 

 東日本大地震のショックを抱えたまま、中国入りした選手・スタッフに素晴らしいパフォーマンスを期待するのはかなり酷なことなのだが、久々の実戦の場に立てる喜びを胸に、ファイト溢れるプレーを見せて、沈みきった国民に元気を与えてほしいとしか言えない。

 それにしても平日なのに、16時半(現地は15時半?)キックオフという理由が良く分からない。 12時現在、済南チーナンは9.7℃。 予報では最低が0℃。 ナイトゲームが寒いからかなのか?
(2011.3.16 15:11)

にほんブログ村 サッカーブログへ
にほんブログ村

| | コメント (0) | トラックバック (0)

広島vs.仙台戦を見ながら

 録りためていたJの開幕戦を見ていた。 5日、ビッグアーチの試合のアウェー側スタンドには多くのベガルタサポが陣取って、愛するチームに大きな声援を送っていた。 彼らは今、どこで、どんな状況下にあるのだろうか。 

 大地震の翌12日はユアスタで名古屋とのホーム開幕戦の予定だった。 もしもそうではなく、どこかアウェーゲームだったとしたら、その試合の応援のために前日から仙台を、あるいは宮城を離れ、結果、被災を免れた方々も多かっただろう。

 逆に、今回名古屋サポーターで、前日から仙台に入り観光中などに被災された方も少なからずいただろうと想像する。

 人間の運命なんて、1日、1時間、1分、1秒の差で、かくも大きく揺さぶられるものなのだなと、胸が痛くなった。 

 マイカーで避難しようとして、渋滞で動くことができず津波に飲みこまれた人も多いという。 自分の足で走って逃げれば助かったのかもしれない。 しかし、家族に老人や病人を抱えた人は、車で避難せざるを得なかったはずだ。  また、過去何度も津波の被害にあった地域では、防潮堤があり、その安心感から避難が遅れた方々も多かったようだ。 逃げ遅れ、被災された方々には、それぞれの事情があったのだろうと思う。 すべて運命の仕業なのだろうか。 

 なんの被害にも合わなかった私のような者、あるいは東北、関東の被災地域でも幸い命を失わずにすんだ方々、全ての命ある者は、亡くなった方々の思いを決して忘れてはいけない。 1日、1日を大切に生きなければいけない。 そう心から思う。

 あの日から自分に何ができるのか、ずっと考えている。 それが見つかるかどうかはわからない。 でも考えることをやめてはいけない、そう自分に言い聞かせている。

--------------------------

 Jリーグは、3月のリーグ戦、ナビスコカップを全て中止すると決めた。 これで中国で行われるACLに出場するガンバ(今日)とセレッソ(明日)の2チーム以外はトレーニングと練習試合に時間を費やすことになった。

 16日のナビスコは平日のナイトゲームだから、電力不足のことからも実施出来ないんじゃないかと思っていた。 しかし、J3節、土日開催のナビスコも中止となった。 

 残念だなと思う気持ちと、なにかほっとした気持ちが入り混じっている感じだ。 中止となった試合を消化するために、コパ・アメリカの出場を辞退する可能性もあるという。 これは想定外だった。 貴重な代表チームの強化機会が失われてしまうのか。 

 ナビスコの延期分は昨季までも代表選手抜きで行っていた試合も多いから、コパ・アメリカの期間中(7月)に消化すべきだろう。 問題はリーグ戦の延期分だ。 7月ならまだリーグは中盤戦。 97年のフランスワールドカップ予選の時のように、代表選手抜きでリーグ戦を行うべきではないだろうか。 コパ・アメリカ出場は、リーグ戦を犠牲にしてまでも、絶対に出場すべき大会だと思うのだ。 

--------------

P.S. 現東京都知事の昨日の発言をつい先ほど知った。 この人物が万が一都知事に再選されるとしたら、東京という大都市も、そこに住む人たちも、大キライになってしまいそうだ。 
(2011.3.15 1:38)

追記
最終決定ではないようですが、大東チェアマンが延期分は7月実施と発言されたようです。 良かった。
にほんブログ村 サッカーブログへ
にほんブログ村

| | コメント (0) | トラックバック (0)

節電のお願い(訂正)

訂正させていただきます(2011.3.14 18:39)

--------------

下記のメールをもらったときに「???」と思ったのですが、関西電力云々はガセのようですし、東日本に送電するには、周波数変換が必要で、その施設の容量 には上限があるそうです。 ただし、節電が無意味であるわけではありません。 東京電力のエリアの人に節電を呼び掛けるべきなようです。

関西電力HP→ココ

東京電力HP→ココ

何人の方から届いたメールです。
皆さんも、ご協力お願いします。

■お願い■

関西電力で働いている友達からのお願いなのですが、本日18時以降関東の電気の備蓄が底をつくらしく、中部電力や関西電力からも送電を行うらしいです。
一人が少しの節電をするだけで、関東の方の携帯が充電を出来て情報を得たり、病院にいる方が医療機器を使えるようになり救われます!こんなことくらいしか関西に住む僕たちには、祈る以外の行動として出来ないです!このメールをできるだけ多くの方に送信をお願い致します!

| | コメント (2) | トラックバック (0)

地震と津波の恐ろしさ

 自宅にいて、かなりの揺れを感じた。 震源は関西のどこかなと思ったくらい強い揺れだったので、テレビをつけてみるとまさかの東北が震源だった。

 こんなに広域に渡って被害の出る災害は、世界史上まれではないだろうか。 津波の恐ろしさをここまで思い知らされた地震は初めてだ。 200人以上の水死体が仙台で発見されたという報道もある。 心配された火災もあちこちで発生しているようだ。 

 首都圏の友人の何人かにメールをしてみたら、会社待機とか、駅に5時間いるとか、大変な状況がわかった。 夜が明けたらもっと多くの被害が明らかになるだろう。 死者数も千人以上になるのではないかと危惧している。 とにかく被災地の皆さんには、気をつけてくださいと祈るくらいしかできない。 

 それにしても、テレビは首都圏の帰宅できない人の様子を伝える時間と余裕があるなら、今後津波が予想される地域の人たちのためになる情報を伝えるべきではないか。 徳島とか淡路島とか、和歌山とか。。。 

 早朝に起こり自宅で就寝中だった人が多かった阪神淡路大震災の時とは違い、情報の伝わりやすい昼間の地震だったことは、まだ不幸中の幸いだったような気もする。 

 土日のJは当然ながら中止。 たかがサッカー。 人命や人の安全より大事なものはない。 ミッドウィークのACLも延期した方がいいのではないだろうか。 
(2011.3.12 0:24)

にほんブログ村 サッカーブログへ
にほんブログ村

| | コメント (3) | トラックバック (0)

いよいよ始まるぞ! 真司も太鼓判?!

 今夜はガンバ、明日はセレッソがシーズン最初の公式戦、ACLを戦う。 ともにケガ人を抱え、監督の頭の中にあるベストのメンバーでは戦えないようだが、出られない選手の「重み」からいくとガンバの方が影響は大きそうだ。

 この試合を終えて、週末開幕するJ1で、いきなりダービー対決が待っている。 ガンバが中3日、セレッソは中2日といういきなりの連戦を見据えると、今日明日の2試合は見逃せない。 

 26日の土曜日、セレッソは長居スタジアムで明日と同じ19時キックオフでガイナーレ鳥取と練習マッチを組んだ。 完全非公開だったので、3-0という結果しか分からないが、まずまずの仕上がりだったようだ。 

 試合後、ミックスゾーンで囲みの会見が行われたのだが、選手が出てくるのを待っていたら、鳥取の引き上げる選手の中に多田大介、喜多靖という元セレッソの選手の元気そうな姿があった。 さらに服部年宏、小針清允らベテランの姿も。

 レヴィー監督を囲んだ後、姿を見せてくれたのがセレッソの8番(今季は欠番)。 午前午後で7~8時間のリハビリをやっていて、体幹や肩甲骨まわりなど普段出来ない箇所、弱い箇所を鍛えて、しっかり体を強くして戻れるように考えているとのこと。 走れるようになる時期、ボールを蹴れるようになる時期のメドは立っていないこと、傷めた箇所が2度目なので、慎重にやっているとのことだった。 土日は時間があると言っていたので、平日は東京(?)でリハビリ、土日は休んで実家に帰ってくることもあるようだ。 走ったり、蹴ったりできる段階になれば、津守でトレーニングということも可能性ありかもしれないが、当面は、まだその時期ではなさそうだ。

 試合を見たセレッソについて香川は、「 いいサッカーをしている。 攻撃陣はいい選手がいるので、今シーズンが楽しみだし、もっとよくなると思う 」とのこと。 「 とりあえず、ガンバ戦に勝ってほしい」と締めくくってくれた。 セレッソの試合なんて見たら、さぞかしサッカーをしたくなって足がうずいたことだろう。 彼がとても気にしていた同日深夜のバイエルン対ドルトムントはドルトムントが快勝した。 優勝へ、ひと山越えた感じのあるドルトムントだけに、彼のリハビリへの意欲も一層高まることだろう。

 翌27日はサブメンバーがツェーゲン金沢との練習マッチ。 不甲斐ない出来でJFLチームに0-1と敗れた。 開幕スタメンがほぼ固まっただけに、ややモチベーション低下を感じさせられた。

 金沢には久保竜彦がいて、永井龍とのドラゴン対決となった。 立命館→横浜FMの古部健太、神戸→仙台の曽我部慶太、元柏の山根巌らが出場していた。 試合後、村田和哉は大学の先輩、込山和樹、山道雅大と、リカバリーの高橋大輔、上本大海は試合不出場だった元セレッソ、「美白のロベカル」根本裕一と談笑していた。

 さて、酒本憲幸が別メニューのところへ、高橋大輔がヒザ痛らしく、いきなり右サイドバックに不安を抱えることになったセレッソ。 清武弘嗣のコンバート(?)テストをしたようだが、夛田凌輔の大抜擢とはいかないのかな。 それとも藤本康太か。
(2011.3.1 15:08)

にほんブログ村 サッカーブログへ
にほんブログ村

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2011年2月 | トップページ | 2011年4月 »