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2011年4月

新潟、アレマ、仙台、山東とのハードな4連戦

 さてさてゴールデン・ウィークだ。 このゴールデン・ウィークとは映画会社が言いだした言葉だが、気候的にもすごしやすい季節だから、多くの人がサッカーをプレイしたり、観戦したりして楽しんでほしいものだ。

 J1は、29日、5月3日、7日の9日間での3連戦(第8・9・10節)を消化し、1週間空けて第11節(14日or15日)を戦うというのが、大多数のチームのスケジュールだ。 しかし、ACL参戦4チームは29日にJ1・第8節を戦ったあとの日程が一律になっていない。

 名古屋は4日に杭州(瑞穂)、7日に第10節・清水(瑞穂)、11日にアルアイン(アウェー)、そして第11節・甲府(15日・中銀)。
 鹿島は、3日に上海(国立)、10日にシドニー(国立)、そして第11節・川崎(15日・等々力)。
 G大阪は4日にメルボルン(アウェー)、11日に天津(万博)、そして第11節・福岡(15日・レベスタ)。
 セレッソは3日にアレマ(アウェー)、7日に第10節・仙台(金鳥)、10日に山東(長居)、そして第11節・浦和(15日・埼玉)。

 このACL4チームを比較すると、明らかに鹿島の日程がラクだ。 大震災による日程変更でACLのアウェーゲームを全て消化済みで、今回の移動は国内のみで、ACLに出ていないチームとなんら変わらない日程だ。 被災したチームにとっては、ありがたい日程だろう。 

 次に、G大阪もオーストラリア遠征があるとはいっても、帰国してからの日程に余裕があり、コンディション調整も易しそうだ。 

 一方、名古屋はUAE遠征という長時間移動が控えているし、帰国後すぐにリーグ戦という厳しさだ。

 セレッソもハード極まりない。 アクセスの悪いインドネシア遠征からの帰国後すぐに、注目の集まる仙台と。 山東戦をはさみ、浦和戦と相手も難敵続きだ。

 もちろん、ここで日程がラクだということは、今後そのしわ寄せが待っているということだ。 1試合消化の遅れる名古屋とセレッソは8月17日に、2試合消化の遅れる鹿島とG大阪は7月27日と8月17日に未消化分を戦うことになる。 真夏のコンディション調整の厄介な時期の過密日程だけに大変だ。
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 まずは昨季無敗を誇ったキンチョウに新潟を迎える。 今季も茂庭中心の堅守は安心感を与えてくれる。 それだけに、2試合で1得点の貧攻をなんとか改善しなければならない。 

 サッカーマガジン先週号に書かせて頂いた「診断」記事で、3シャドーを固定するのではなく、その時その時に好調な選手を起用するローテーション方式を提案させてもらったが、前節山形戦では倉田を外し、スタメンに清武を起用したこと、その清武、ボギョンそして乾も途中交代させ、結局はスタメン3シャドー全員がベンチに退いたというのは、2トップへのシステム変更も含めて、前線の選手交代を今後はより積極的に行う、というレヴィーの意志表明だったと考える。

 まだJ1では2試合を消化しただけだ。 しかし、ACLではすでに4試合を戦っており、トータル6試合をほぼ固定メンバーで戦ってきたわけだ。 

 昨年を思い起こせば、0-3大宮、1-1G大阪、0-0FC東京ときて、4節にようやく真司が初ゴールも敗戦(2-3浦和)、5節に3-1京都で初勝利(真司2得点)。 その後、第7節でマルチネス欠場もあって、やっと家長がスタメン起用され、キックオフから4-2-3-1という、「2010年型セレッソ」がお目見えするのだ。 

 もはや「伝統」となったスロースターターぶり。 タイトル獲りを公言しているレヴィーだけに、昨年の二の舞はごめんなのだ。 だから「数字を残さなければ外す」という発言が飛び出したのだろう。 これは3シャドーに向けた言葉のようだ。 しかし、ACLで得点しているだけの1トップ・ピンパォンを特別扱いしていては、他に示しがつかない。 前線4人を公平な基準で評価してもらいたいというのが、正直な気持ちだ。

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 29日は朝からインターハイ予選とプリンスリーグで堺へ。 そこから長居に向かう。 MYママチャリよ、頑張っとくれ!
(2011.4.29 0:46)

 
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アウェー全北戦を前に

 だいぶサボってしまった。 前回、一生懸命に書いた内容は、報道向けに発表された全北の来日メンバーの多くが間違っていたので、全く無意味な文章になってしまった。 読まれた方、どうも失礼しました。
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 さて、今夜(20日)の全北戦は、セレッソにとって言うまでもなく重要な試合だ。 3試合を終えてホームで2勝、アウェーで1敗はACL初参戦ということを考えれば上出来であることは間違いないが、タイトルを狙うと宣言している以上、リーグを突破するだけではなく一発勝負のR16を、有利なホームで戦う権利をつかめるリーグ1位抜けを目指さなければならない。

 アウェー全北戦を終えると、アウェーのアレマ戦、ホームの山東戦を残すセレッソ。 ホームで苦戦したとはいえ、アレマに敗れるなんてお話にならない。 そしてホームでなら山東にも勝ち点3を計算したくなる。 となると、1位勝ち抜けにはアウェー全北戦が最難関ということになる。 逆に勝てば、大きく夢は広がるわけだ。

 ACLは勝ち点で並んだ場合、得失点差よりも直接対戦の成績が優先される。 既にホームで全北を破ったセレッソは、今回の全北戦に引き分け以上で、対全北という意味では大きなアドバンテージを得ることになるのだ。

 そして、勝敗も大事なことだが、セレッソ内部のことを考えると、全北戦は今後のポジション争いを大きく左右する試合になりそうだ。 

 レヴィー監督は、タイミングこそ分からない(リーグ再開の山形戦?)が、離脱中のマルチネスを必ずスタメンに戻す。 そしてピンパォンの1トップも動かさないはず。 監督のブラジル人選手優先は、J2時代を含めても明白なのだから。 となると、ボギョン、乾、倉田、清武の4人中誰か1人はポジションを失うことになる。 

 中後をサブに回し、ボギョンをマルチネスの相棒に選ぶ可能性もあるが、なかなか考えにくい選択だ。 乾は「エース」、そしてセレッソの「顔」だ。 そして、倉田は得点という結果を残しているし、開幕戦でボランチをこなすユーティリティな面も見せて「点数」を稼いでいる。 そこで監督が決断すべきは「ボギョンか清武」と言うことになるのではないか。 全北戦でどんなパフォーマンスができるか、2人にとってとても大切な一戦になる。 こう考えている。 

 今週号のサッカーマガジンにセレッソの「健康診断」を書かせていただいた。 そこでは、シャドーをローテーションすべきと書いた。 その時その時で、最も好調な3人を起用する。 口で言うのは簡単だが、なかなか難しいのはよく分かっている。 しかし、昨季の石神、羽田のような扱いをされる選手を出してほしくないというのが本音だ。 とにかく、実力のある選手をベンチで腐らしてほしくない。 そういう起用法が上手い監督は誰だろうか。 西野さん? 異論が出そうだな。 
(2011.4.20 2:28)

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ACL全北現代戦

 4日、5日のACL第3節は各地で日韓が激突する。 4日はセレッソ対全北現代、済州対G大阪、5日は名古屋対FCソウル、水原三星対鹿島。

 セレッソはホームでチェ・ガンヒ監督率いるKリーグ(16チーム)現在9位の全北との対戦。 チェ・ガンヒは漢字では「崔康熙」と書く。 余談ながら、中国史を学んだ人ならご存知の雍正帝・乾隆帝とともに清朝の全盛期の皇帝として著名な 康熙帝 と同じ字だ。 康熙帝にあやかったのかどうかは知らないのだが。

 チェ・ガンヒはオフト監督時代などに代表戦で日本と対戦経験がある選手。 そしてコーチ陣にはシン・ホンギの名前もある。 辛弘基と書くが、彼で思い出すのは、93年アメリカワールドカップ予選、ドーハでの日韓戦のこと。 

 北朝鮮戦(3-0)で受けたイエローカードで守備的MF森保一が出場停止の日本は、攻撃的MFのラモス瑠偉を1列下げて森保の代役に据えた。 その時のラモスのマーカーがシン・ホンギだった。 ラモス番の命を受けたシンがラモスが低い位置にいるにもかかわらずつり出され、空いた背後の広いスペースを北澤豪が奔放に動き回り、日本の攻撃が韓国を圧倒したあの試合だ。

 さて、明日の試合の話に戻ろう。 4日の前日会見によると、「8人の主力を来日させなかった」そうだ。 セレッソを甘く見ているのかと思いきや、AチームとBチームの力の差はほとんどないと、ターンオーバーに監督は自信満々。 しかし、少なくとも「セレッソはFCソウルよりは弱い」と見ているのだろうな。 現役韓国代表選手はいない(キム・ジウォンはU-22代表)が、セレッソには韓国代表2人、日本代表1人がいるんだぞ。

 Jリーグ広報担当によれば、来日した選手は18人。 
GK:ヨム・ドンギュン、ホン・ジョンナム
DF:キム・サンシク、チェ・チョルスン、イ・グアンヒョン、キム・ジェファン、キム・ミンハク、イム・ドンジュン
MF:エニーニョ(ブラジル)、チョン・フン、キム・ドンチャン、キム・ヒョンボム、ハ・ソンミン、キム・ジウォン、ジョン・ソンフン、カン・ギョンウォン
FW:ロブレク(クロアチア)、イ・ドングッ

 このうち、FCソウル戦(1-3で敗戦)でスタメン出場したのは7人だ。
GK:ヨム・ドンギュン
DF:キム・サンシク、チェ・チョルスン、
MF:エニーニョ(ブラジル)、チョン・フン、キム・ジウォン、
FW:イ・ドングッ

 

交代出場したのは、キム・ドンチャンとロブレクの2人。 
 つまり、ソウル戦のベンチ入り18人中9名が来日していることになる。
 となると「8人の主力」というのがよく分からない。

 

ソウル戦スタメンで来日していないのは、DFチョ・ソンファン、イム・ユファン、パク・ウォンジュ、MFルイス・エンリケの4人。 
 交代出場したが、来日していないのがMFカン・スンジョ。
 サブで不出場だったのが、GKキム・ミンスク、DFシム・ウヨン、DFジン・ギョンソン、MFイ・ソンヒョンの4人。
 この合計9人の内の8人が「主力」なのかな。 となると、ソウル戦の時点で既に 「主力」を欠いていたということ? それともハッタリか? 

 ところで、クロアチア人FWのロブレクは知る人ぞ知る元セレッソの選手。 クロアチアA代表経験もあったが、セレッソでは、2004年・5試合ノーゴールの記録が残る。 この年の助っ人は、194センチのカブラル、190センチのラデリッチとのクロアチアトリオだった。 2人のデカさは今も記憶に鮮明だが、ロブレクはケガをしたような記憶があるにはあるが・・・・

 マルチネスを欠くセレッソは、ボギョンをボランチに下げ、その代わりに待ちに待った清武弘嗣のスタメン出場になりそうだ。 練習試合は見れなかったが、昨季の連動性が戻りつつあるようなので、楽しみにしたい。 
(2011.4.5 2:26)

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