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2011年7月

乾貴士、ガンバレ!

 明日の長居での鹿島戦が乾貴士のセレッソでのラストマッチとなる。 昨日の会見では、ほとんど笑顔での受け答えだったが、時折寂しげに見えたのは、セレッソでの様々な思い出が頭をよぎったのかもしれない。

 08年途中にJ1からJ2への移籍。 昇格に失敗した1年目、F・マリノスへの復帰ではなく、セレッソに完全移籍を選択。 2年目にはJ1昇格に導き、自身も20ゴール。 そして昨季は、3位躍進、ACL出場権獲得に貢献してくれた。

 たった3年間だけど、本当に色んなことがあったなあ。 

 セレッソ加入当時→ココ

 巨額とはとても言えないが、しっかり「お金」もセレッソに残していく。 藤田社長は、3年間の働きを感謝しながらも、冗談交じりにポツンと 「本当は勝ち点も置いていってほしかった」。 社長としては、ここ数試合でコンディションも上向いて、プレーに切れが出てきて、さあここから、というタイミングでの移籍になったことが、残念そうだった。 

 新たな舞台は、ドイツのボーフム。 ブンデスリーガ2部は「世界一、人気のある2部リーグ」と言われるくらい、観客動員も多く、雰囲気は素晴らしいらしい。 不勉強だったが、既にリーグは開幕し、2試合を消化済み。 ボーフムは1勝1敗で11位。 1日にドイツに向けて発つようなので、リーガデビューは8日の第3節アウェーのハンザ・ロストック戦か、12日の第4節ホームのザンクト・パウリ戦になるのかな。

 チームメートには、チョン・テセがいるが、リハビリ中のようで試合には出ていない。 近隣のドルトムントには真司が、ゲルゼンキルヘンにはウッチーがいるので、困ることはなさそうだが、言葉だけは真剣に取り組むことが大切だろう。

 それにしても、たった1年の間に、所属していた香川真司、家長昭博、乾貴士という3人のアタッカーがヨーロッパでプレーすることになるとはね。 考えれば考えるほど、すごいことだなと思う。
(2011.7.30 13:13)

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デビュー杉本健勇!  

 まず、今週号のサッカーマガジン(丸山桂里奈&安藤梢の表紙)のP79で、清水戦について「再起」というタイトルで書かせてもらいました。 どうぞお読みください。 
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 杉本健勇がJ1デビューした。 去年の7月1日(どうでもいいが、私の誕生日)にプロとなって、1年とちょっとで長居のピッチに立ったわけだ。 

 試合後、デビューできた喜びなんてほとんど感じさせず、「サポーターの声援で鳥肌が立った」「1年でやっとスタートラインに立てた」とさらっと話し、鋭い飛び出しからGKと1対1になったシーンで、「オフサイドかと思って、ファーストタッチで焦った」と、シュートに持ち込めなかったことをとても悔やんでいた。 内心はどうだったか推測できないが、堂々としたプレーで、大物ぶりを発揮したことは間違いない。 

 

 前回、CBとしての健勇を見たいと書いたが、もちろん、現時点ではFWとしてプレーしているのだから、セレッソのエースに成長してほしいと心から思っている。 ただ、彼の潜在能力を考えれば、将来もFWオンリーというのはもったいない気がして仕方ないのだ。 

 現代サッカーでのFWの(ボールに係わる)プレー時間は、あまりにも短い。 ターゲットマンとして機能することは当然で、前線での守備をさぼらずこなすことも求められる。 逆に本来の仕事場であるボックス内に入る回数も少なく、本来の仕事であるシュートを1本も打たずに試合を終えるFWも少なくない。 そんなのがFWならば、彼をFWに置くのはもったいない。 いっそCBとしてプレーし、時として敵ゴール前に現れてゴールを決める、なんていうのが、彼の持つ高い能力を活かし切れる方法じゃないかと考えるわけだ。 

 でも一方で、FWとしての面白くない“雑用”をこなしながら、少ないチャンスを抜け目なく得点に結びつけ、また、持ち前のスピードで単独突破からゴールを奪う、そんな「大エース」になる資質を健勇は十分に持ち合わせている。 まさにズラタン・イブラヒモビッチのように。 

 結論的には、CB、CF、いずれにしても、日本の弱点といっていいポジションだけに、彼がフル代表で必要とされる選手になる可能性は非常に高いと信じているということなのだ。 

 注文もしておこう。 CBとしてプレーしていたU-18の一時期、左右からのクロスを弾き返すジャンプヘッドは、高さも迫力も十分だった。 プロになって、CBとしてのプレーを見ていないが、現在CFとしてプレーし、相手ゴール前でゴールを狙うヘッドはまだ半人前という印象だ。 相手CBもさほど脅威を感じないはずだ。 まあまだ18歳、技術的にも、フィジカル的にも、鍛えに鍛えて、ポテンシャルに磨きをかけていく時期なのだ。

 始めて健勇のプレーを見た07年3月の茨木南中学校のグラウンドから、もう4年と4カ月が経った。 とにかくデビューできてよかった、うれしいな、とっても。
(2011.7.26 23:05)

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セレッソは17試合目の折り返し・・・そろそろ健勇が見たい!

 悪夢としか言いようのない神戸戦から1週間。 セレッソは節目の17試合目の対清水戦を迎える。 といっても、いまだ対戦がないチームもあれば、既に2度戦ったチームもあるという状態だし、ACL組の消化試合数が少なく、あくまでも暫定的な折り返しだ。

 いわゆるHot6!もあと2試合となった。 ここから8月にかけての対戦相手は、結構難敵が待ち受けている。 以下( )は勝ち点、H:長居、A:アウェー

 7月
 H:6位清水  (27)勝ち点差 9
 H:10位鹿島  (19)     1

 8月
 A:4位川崎F (30)    12
 H:5位G大阪 (29)    11
 A:4位川崎F (30)    12
 A:6位清水  (27)     9
 A:首位横浜FM(34)    16
 H:14位浦和  (18)     0

 ざっと眺めても、まあ強そうなところばかり。 特に8月はG大阪戦からの5連戦で、土、水、土、水、日と、ハード過ぎる日程にも苦しめられそうだ。

 それだけに、7月の残り2試合はなんとしても勝って、借金2(4勝2分6敗)を0にして、8月を迎えなければならない。

 それにしても、

首位(勝ち点34)~9位(同26)のグループ、
10位(同19)~16位(17)までのグループ、
17位(9)・18位(8)と、

こうまではっきりと3集団に分かれたシーズンは珍しいのではないか。

 9位が連敗して、10位が連勝しても順位は入れ替わらないのだ。 なんとかここから勝ち点を積み上げて、上位グループに食い込んでいかなければ、このままズルズルと残留争いの泥沼に足を踏み入れてしまうことになる。

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 さて、清水。 前節は中2日で、1週間空いた新潟を相手に先制されながらも逆転勝ち。 だが、新潟のCB鈴木がミスからファウルで止め、一発退場、そのPKで同点と、快勝とはけっして言えない内容。 

 最もケアすべきは、やはり小野と髙原の実力者2人(ベテランと呼ぶにはまだ若い)だ。小野は高1、髙原は高2から見てきたが、静岡県選抜や、代表でしか一緒にプレーしたところを見たことがなかったので、同じクラブでプレーするのを見るのはとても楽しみだ。 実は、6月に万博でG大阪2-2清水という試合を取材したが、このとき2人の坊主頭は、小野がスタメン、髙原が交代出場で、すれ違いで同じピッチには立たず、残念な思いをしたから、なおさら見たいのだ。  

 いやいや、いかんいかん。 そんな2人を抑えこまずしてセレッソの勝利はないのだ。 

 セレッソ側。 ここのところ、ジンヒョンのパフォーマンスがどうもよくない。 ここはいっそ松井起用はどうか、冒険過ぎるかな。 2試合続けて低調だった丸橋、神戸戦は移籍後最低のパフォーマンスだった茂庭の2人の巻き返しがどうしても必要だ。 

 注目すべきはピンパォンが去って、激化するFW定位置争いだ。 ある意味健全な競争が見られそうなので期待している。 豊富な経験の 播戸、もう一皮むけたい 小松、初ゴールさえ決めれば化けそうな 龍 に対して、 健勇 の魅力は何と言っても底知れない潜在能力だ。 この夏の間、健勇にどこかでチャンスを与えてほしい。 他チームのプラチナ組の活躍を指をくわえて見ているだけの健勇ではないはずだ。

 と、ここまでFW杉本健勇への期待を書いたが、実は彼のCBが見たいというのが本音だ。 U-18時代のCBでのプレーぶりが忘れられない。 CBで、ハイクロスをはね返し続け、鋭利なタックルで敵FWをなぎ倒し、巨体を活かして相手に自由を与えない。 そして得点が必要な時は、果敢にドリブルで攻め上がり、セットプレーから豪快なゴール。 そう、かつての(失礼!)闘莉王のように。。。 
(2011.7.22 22:59)

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フットボール The Greatest

 ヨーロッパがオフシーズンのためか、J-Sportsでは 「フットボール:The Greatest」 という番組(30分)が放送中だ。

 番組のHPから引用すると、

『歴史に名を残すフットボールプレーヤーにスポットを当て、そのフットボールキャリアから、世間をあっと驚かせたゴール、ファンタスティックなプレーまで紹介。 さらに当時のチームメイト、コーチ、友人や家族の証言を元に、そのプレーヤーがなぜ優れていたのかを探りだすドキュメンタリープログラム』

とのこと。

 放送は先月くらいからだと思うが、もう12回分録りためた。
1.マラドーナ   2.バティステュータ   3.プラティニ 
4.ジダン   5.ディ・ステファノ   6.ラウル 
7.クライフ   8.M・ラウドルップ   9.ペレ
10.ロナウド   11.リベリーノ   12.ジーコ
まだ続くらしい。

 見終えたのは2回分だけ。 印象に残っているのは、リベリーノの回。 リベリーノといえば有名なのは エラシコ なのだが、コリンチャンスのユース時代に「エラシコはセルジオ越後に教わった。あれは彼の発明だ」とリベリーノが打ち明けている。 しかし、「完成したのは私」とも言っているのはプライドがそう言わせるのか。 セルジオさんがリベリーノに教えたという話は知っていたが、リベリーノ自身の言葉で聞いたのは初めてだ。 セルジオさん、すごい。

 あと、ちょっとガックリきたのは、最初の部分をちょっと見ただけなのだが、ミカエル・ラウドルップの回。 いきなり、弟の ブライアン のゴールシーンが出てくるのだ。 有名な兄弟選手なのだから、それほど詳しい人でなくても気づくはずの初歩的なミス。 あんなのを見落とすとは。。。 まあ、あら探しは非常に楽しいので、他の回でも見つけてみようと思う。 

 まだ先の話だろうが、レジェンドと呼ばれる選手たちの中に、いつ日本人選手が登場するのか楽しみだ。 香川真司なのか、宇佐美貴史なのか、それとも。。。
(2011.7.21 20:57)

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ピンパォンに Boa sorte!/ 穂希、いい名前だ

 J1で4ゴール、ACLでも4ゴール。 でも契約は更新されなかった。 1トップには明らかに不適格だった。 かといってシャドーとして乾、清武、倉田、ボギョンらよりも上かと言えば、そうでもない。 なにかにつけ、昨季のチーム得点王アドリアーノと比べられたことも、ピンパォンには不運だった。 アドリアーノとは、全くタイプが違うし、プロキャリアも相当な差があったから。

 まだ23歳。 他のチームなら、十分に戦力になる気もするが、どこかからオファーはないのだろうか。 真面目そうな好青年の今後の幸運を祈ろう。 

 新しいブラジル人FWの補強はあるのかな? 中途半端な選手補強をするくらいなら、小松、播戸、龍、健勇を競り合わせてほしい気持ちが強いのだが。。。

--------------

 なでしこに気持ちが集中している間に、コパ・アメリカでは開催国も王国も姿を消していた。 QF4試合すべてで、勝つと予想していたチームが敗退してしまった。 グループリーグの3つの1位チームが全滅とは。。。 南米とは、本当に何が起こるかわからない大陸だ。 NHK的には、メッシとネイマールのいなくなった大会は視聴率も稼げないだろう。

 でも、2大国ほど情報が得られない、ペルー、ウルグアイ、パラグアイ、ベネズエラのサッカースタイルや、選手をじっくりと見れるのは貴重な機会だとも思う。 まあ、ウルグアイとパラグアイには昨年のワールドカップで、結構詳しくなった気でいるのだが。

 あの大震災がなければ、コパアメリカには日本が国内組だけで参加していたのだろうが、もしそうだったら、ほぼ同時期だっただけに、なでしこにここまで世間の関心は集まらなかったに違いない。 女子サッカー界にとっては、SAMURAIのコパアメリカ辞退も、幸運となったわけだ。

 ところで、色んなカテゴリーの試合を見ていると、ほとんどのチームに「翼」クンがいる。 もちろんキャプテン翼の影響だ。 かつては、荒木大輔の影響で「大輔」クンがいっぱいいたものだ。

 とすると、この夏以降は、「ほまれ」ちゃんと命名される女の子が多くなるかな。 「穂希」でなくても、色んな漢字の組み合わせで「ほまれ」と読ませる。 想像するだけで楽しくなってくるな。
(2011.7.19 23:20)

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なでしこ、おめでとう!

 先制されても、突き放されても、そのたびに粘り強く、相手にへばりついていく。 あの執念には感心した。 頭がさがる思いだった。

 PK戦前、大きな円陣が笑顔にあふれていたのを見て、勝っても負けても、もう結果なんてどうでもいいと思わされた。

 澤さん、本当にかっこよかったよ。 MVPとゴールデンシューズ、そして優勝なんて、盆と正月、ひな祭りと誕生日と結婚式が一度にやってきたみたいやね(?)。

 サブメンバーを含めて、みんなよく頑張った。 帰国したらまたまた、大騒ぎになるんだろうなあ。 でも、なでしこリーグが24日から再開するようなので、コンディションを整えて、いいプレーを見せてください。

 ひとつだけ残念だったのは、NHK-BSでは、選手の所属チーム名をあまり言ってくれなかったこと。 フジTVはどうか知らないが、チーム名を覚えてもらう、いいチャンスだったのに。

 ということで、彼女たちに敬意を表して、チーム名を書き残しておこうと思う。

INAC神戸レオネッサ
 海堀 あゆみ    
 近賀 ゆかり
 田中 明日菜
 川澄 奈穂美
 澤 穂希
 大野 忍
 高瀬 愛実

アルビレックス新潟レディース
 上尾野辺 めぐみ    
 阪口 夢穂    

ジェフユナイテッド市原・千葉
 丸山 桂里奈    

岡山湯郷Belle
 福元 美穂    
 宮間 あや    

日テレ・ベレーザ
 岩清水 梓    
 岩渕 真奈    

浦和レッズレディース
 山郷 のぞみ    
 熊谷 紗希    
 矢野 喬子    

ボストン・ブレイカーズ(USA)
 鮫島 彩    

モンペリエHSC(フランス)
 宇津木 瑠美    

FCR2001デュイスブルク(ドイツ)
 安藤 梢    

1.FFCトリビューネ・ポツダム(ドイツ)
 永里 優季    

 佐々木監督を始めスタッフの皆さん、お疲れ様でした。 女性たちを指導するのは、とても難しいことだったと思います。 
 望月聡コーチ、表彰式でピカピカ頭が一層輝いていましたよ。 今度は、びわこ成蹊スポーツ大を、もっと強くしてください。  
(2011.7.18 11:32)

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森孝慈さんに合掌。。。なでしこ、頑張って!

 85年、日本代表をワールドカップにあと少しのところまで連れて行ってくれた監督さん。 Jリーグ元年に、弱くて弱くて大変だったレッズの監督として苦労し続け、テレビ画面に映し出される表情が、いつも苦しそうな、困惑の表情ばかりがだった印象が残っている。

 68年メキシコオリンピックでは銅メダリスト。 それ以降の選手時代は、釜本とともに日本代表の柱といっていい存在だった。 しかし、肝心なときにケガをしていた印象もある。 韓国に負け続けていた頃の74年の日韓定期戦、4-1で圧勝した試合の中盤を制圧したのは森さんだった。

 ある会合で、森さんの話を聞く企画があって楽しみにしていたら、キャンセル。 声が出ないと言う話だった。 その後お元気になられたと思っていたら、今日になっての訃報。 お話が聞きたかった。 森さん、安らかにお眠りください。

---------

 もう5時間ほどで、なでしこが世界制覇に挑む。 女子サッカーはなぜか苦手で、取材経験も少ないが、それでも、いつもどんな質問にも真摯に答えてくれる選手たちばかり。 女子サッカーを少しでもアピールしようと、誰もが高い意識をもっているからに違いない。

 そんな彼女たちの代表が、なんとワールドカップ決勝の舞台に立つ。 最後まであきらめず、悔いない戦いを望みたい。 森さんもきっと天国から応援してくれるはずだ。

 なでしこJAPANの皆さん。 日頃取材もせず、1年に見る女子の試合が天皇杯決勝の前に行われる全日本女子選手権決勝だけ、という年もあったりする、女子サッカー発展に非協力的なライターですが、あなたたちの日頃の苦労とサッカーに対する情熱は十分に理解しているつもりです。 あなたたちの精一杯のプレーを期待しています。
(2011.7.17 11:59)

 

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磐田戦 / 練習試合 0-1関学大

 ボギョンのJ1初ゴールでせっかくの先制しながらも、後半足が止まり、あっという間に逆転され、もはや追いつくことはできなかった。 

 前節、広島に先制されながらも、今季初の鮮やかな逆転劇を見せてくれたが、一転して「先制=勝利」という方程式が無残に打ち砕かれた。

 敗因(というより逆転された原因)を磐田が中3日、セレッソが中2日というところに求めるのは潔くない気もするが、5月、ACLの大阪ダービーの際は、G大阪の中2日に対して、セレッソが中3日だったことが、セレッソにとって大きなアドバンテージだったことは認めなければならない。 だとしたら、今回は大きなハンディだったと考えてもいいのではないか。 

 JAGSで、負けず嫌いの鹿島・オリヴェイラ監督が、「中2日」のチームと「中3日」のチームの対戦の不公平さをインタビュアーの秋田豊氏に訴えているのを見たが、中2日の厳しさは相当なものなんだろうなと思う。

 大震災の影響で試合が延期され、7月の空き期間にもってきたのだから、少々日程がハードになるのは仕方ないが、来季以降、不公平だけはなんとか是正してもら いたいものだ。 

 J1の日程について、レヴィーさんは一貫して、ブラジル国内の日程と比較すれば厳しくはないという考え方のようだ。  だから磐田戦に関しても不満を何ら漏らしていない。 しかし、真夏の「1日」の差となると話は違うのではないかとも思う。 

 まあ、次節ヴィッセル戦は、ともに中2日だし、どんな言い訳も通用しない。

-----------

 さて、昨日の関学大戦。 毎度おなじみ30分×2。 関学はベストに近い顔ぶれ。 梶川諒太は不在。 

------------横江諒(上田耕治)------------
津田真吾---沓掛勇太---高島健人---高松功一
--------高橋宏次郎----熊木翼(奥勇真)-----
阿部浩之------------------------卯田堅悟
-------三ノ宮健介-----中村龍一郎---------

 阿部は、神戸だとか、G大阪だとか、色々噂がある。 知人の話では関東Jへの志向があるのだとか。 G大阪ならユース最高傑作が抜けた穴を埋めるには最適の選手だと思うが。

 その阿部の左足からの強烈な一発を松井が止められず失点し、そのまま0-1で終了。 阿部を大阪桐蔭高校2年から見続けてきたが、小柄ながら、奈良・高田FCで磨いたテクニックは高度で、大学に入ってフィジカルも強くなり、なかなか倒れないし、運動量も豊かだ。 さらにシュート力も見るたびに向上している印象。 

 特に、左足のシュートは強烈だ。 右利きなら、切り返して右足でシュートを打ちたくなる場面でも、意識的に左足のまま打っている気がする。 実戦で鍛えようとしているのではないかと思うほどだ。 右足のようにキックのバリエーションは多くない左足だが、それだけにインステップでピシっと当てることができる。 Jでも即戦力は間違いないと思う。

 一方、セレッソ4-4-2の右SHには、練習参加している阪南大の井上翔太が置かれた。 持ち前の高い技術で、なんの違和感もなくチームにフィットしてプレーしていた。 しかし、総理大臣杯ではケガ上がりで、コンディションも100%には遠く、途中出場で良さをみせることができないまま1回戦敗退。 そこから、コンディションは上がって来ているようだが、昨季、切れのいいドリブル、意表を突くスルーパス、高い決定力を見せたプレーレベルにはまだまだ戻っていない印象だ。 

 もちろん、井上にとっては不慣れな選手たちとのプレーで遠慮もあったことだろう。 自分のチームでやり慣れたチームメイトとプレーした阿部と比較するのはフェアではない。 

 関西学生リーグでは有数のアタッカー2人の今後の成長を楽しみにしたい。  

 ところで、この練習試合。 磐田戦で交代出場した播戸、小松、藤本を完全に休ませたらいいのになと思った。 特に60分間フル出場した藤本は、上本が出場停止の神戸戦では間違いなくスタメンのはずなのだから、休ませるべきだったと思う。 

 後半にU-18の風間健治がFWに、小池佑平がボランチで使われたが、隣の人工芝で練習中だったU-18の他の選手をもっと使っても良かったのではないだろうか。 特にメキシコ帰りの南野拓実クンを見たかったな。
(2011.7.15 16:49)

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セレッソ5-0大阪学院大 / 3連勝なるか、セレッソ

 昨日の練習試合。 相手の大院大には、杉本健勇が「久しぶりでした」と話した、右SH⑦の望月聖矢(ガンバユース)、FW27の神田圭介(鹿島ユース)がいた。 ともに年代別の代表でのチームメイト。 望月はメキシコで活躍したU-17代表の望月嶺臣のお兄さんだ。

 試合は、健勇のラストパスを山口螢が正面から豪快なミドル。 右足のアウトフロントで叩いたキックはきれいな弾道を描きネットに突き刺さった。 その後、大院大のシュートがポストを叩くシーンがあったが、直後に右45度から野口直人が右足で決め、前半は2-0。

 後半は、スタメンからピンパォン、播戸竜二、螢が引っ込む。 3人は磐田戦スタメンの可能性がある選手たちだ。 播戸の代わりは大院大の吉川翔也(たぶん)。 4分、扇原貴宏のキックしたボールが尾亦弘友希を直撃。 背後からだったので、力の抜けていた尾亦は右足を持っていかれる形で足首をひねってしまったようで、タンカ退場。 代役は大院大・東洸太郎(おそらく)を拝借。

 CKからのヘディングシュートをGKに止められるが、借りた吉川クンがボレーでゲットし3-0。 さらに左からの酒本憲幸のクロスを黒木聖仁が頭でコースを変えて4点目。 最後5点目は藤本康太のミドルをGKが弾いたところに現れた「FW」健勇が、ボレーで叩きこんだ。 前半はまたまたSHだったが、やはりFWで見たい選手だなあと思った次第。 

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 さてHot6!、明日も試合だ。 広島に勝って4勝6分4敗、ようやく五分に戻し、順位も10位まで上げた。 ここまで勝った相手は、福岡、甲府そして柏(首位だったとはいっても)と昨季はJ2にいて、今季昇格したチームばかりだったので、広島戦の勝利はなんだかホッとできる試合だったし、初めての連勝というのも喜ばしい結果だ。

 相手は磐田。 セレッソよりも1日休みが多い。 暫定順位は9位と1つ上、勝ち点差は4。 

 昨季最終戦に対戦し6-2と完勝した相手。 4ゴールと大爆発したアドリアーノが懐かしい。 相手は2年連続得点王のかかっていた前田に点を取らせようという意図が見え見えの試合だったからあまり参考にはならない。 思えばあれ以来キンチョウでは勝てていない。 

 大学サッカーの総理大臣杯で見たキンチョウの芝生はかなりヤバかった。 南津守も荒れているけど。 ということで、キンチョウは明日の試合でしばらくサヨナラ。 9.23の山形戦までは長居スタジアム使用が決まっている。 ということは、明日勝てないと、「キンチョウで勝てず」をしばらく持ちこしてしまうことになる。 勝ちたいね。 キンチョウの猛烈な西日を今年は拝まなくて済むのはありがたいが。

 前節の磐田1-2横浜FM戦

    前田 山崎
山田        山本康
    那須 小林
山本脩  藤田 加賀 駒野
       川口

 那須のゴールで先制したが、逆転される。 すると山本脩からFW金園への交代。 山本康が左SBへ、山崎がSH。 続く交代は山崎→ジウシーニョ、最後に山田→船谷。 しかし、追いつけず敗戦。

 ここまでの磐田は6勝4分5敗。 先制した8試合は6勝2敗。 しかしその2敗は直近のいずれも先制しながら、逆転負けを喫している試合だ。 先制された6試合は3分3敗。 スコアレスドロー1つ。 

 一方、セレッソはなんと10試合で先制されていて、結果は1勝5分4敗。 広島戦が初めて先制されながら逆転勝利できた試合だ。 スコアレスドロー1つ。 先制した3戦はすべて勝利で終えている。

 ここまでの戦績を振りかえると、ともに先制点を決めれば、ぐっと勝利に近づける。 というよりも、先制されると逆転できない試合を繰り返してきている両チームだ。 それだけに広島戦の丸橋祐介のようなミスは絶対に避けなければならない。 

 マルチネスならポジションを下げて、パスを受けてくれる位置にパスをを戻したら、そこに代役のボギョンはいなかった。 上本大海もマルチネスがいたら受けるボールだっただけに、ポジションが低かった。 そこをうまくチュンソンに狙われてしまったわけだ。

 中後の累積警告で代役はおそらく山口螢。 敵チームにはU-22代表でのライバル、山本康がいる。 といっても山本のポジションは代表とは違ってSHだが、関塚さんにアピールしてレギュラー奪還といきたいところだろう。 昨季清水戦以来約1年ぶりのスタメンに静かに燃えているはずだ。 

 磐田では、大卒トリオの山田、小林、金園が注目されているが、乾貴士、倉田秋は同学年、清武弘嗣は1つ下だ。 Jでのキャリアの差を見せつけてやろう。 でも大阪生まれ、関西大出の金園には活躍してほしいのも本音なのだが。
(2011.7.13 1:29)

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Hot6! でもHot7のチームもある

 7月の6試合を「HOT6!」と銘打って、Jリーグはプロモーションを展開している。 セレッソは幸先良く1戦目の柏を5-0で撃破できた。 久々に溜飲が下がった気がする。

 発売中のサッカーマガジンで、その試合レポートを 「帰還」 というタイトルで書かせてもらった(P78)。 スタメンに清武、マルチネス、上本が戻ってきたことを取り上げたわけだ。  使われた写真はピンパォンが 「早く契約をかわしてくれ!」 と咆哮している横顔だ(嘘、本当は増嶋のミスをついてゴールを決めた直後の写真)。

 このページでは、J各試合を漢字2字(2字熟語というのか)でタイトルを決めて、試合のポイントを絞って書くのだが、これがなかなか難しい。 2週前の号ではG大阪vs.横浜FM戦について 「補填」 というタイトルで、アドリアーノがチームを去ることが決まった 「穴」 をどう埋めるかについて書いた。 

 この2試合は、タイトルをすぐに思いつくようなゲームだったが、前の試合とメンバーも一緒だったり、試合内容もずっと0-0が続いて、最後にPKとかで決着するような試合だったりしたら、なかなか2字熟語がひらめかないような気がする。 自分が書くに当たっては、比較的楽な2試合だったということになるかな。

---------------

 日曜はアウェーのサンフレ戦。 昨季も同時期(7.14)にビッグアーチで対戦し5-0で完勝した。 試合の時期は同じでも、タイミングは全然違う。 昨季は南アフリカワールドカップで中断されていたリーグ戦の再開初戦。 その中断前のラストゲーム(5.15)は長居での神戸戦。 香川真司が直接FKを叩きこんだ、懐かしい試合だ。

 サンフレ戦は真司が抜けたところに清武が加わり、家長、乾との3シャドーが見事に機能した試合だった。 リーグ戦で、3人が揃ったのは初めてだったが、神戸戦の翌週のナビスコカップ、対京都戦がNEW3シャドーのお披露目だった。 しかし、その試合で清武が思わぬ負傷を負ったのだ。 しかし負傷が中断期間中だったのは今思い出しても不幸中の幸いというヤツだった。

 リーグ再開のサンフレ戦を含めて23試合、13勝6分4敗という見事な成績で駆け抜けていった。 日曜は、サンフレを倒して昨季の再現といきたいところだ。

7.10 A 広島(4位)
7.13 H 磐田(7位)
7.16 A 神戸(12位)
7.23 H 清水(9位)
7.31 H 鹿島(11位)

 まあ、ことごとく現在13位のセレッソよりは上位にいらっしゃるチームばかり。 やりがいがありますなあ。 ここまで見てきて8月はどうなってるの?というと、またまた6試合あるぞ。 

 ACL不参加チームは8月5試合だが、ACL参加4チームは未消化1試合が加わって6試合だ。 さらに鹿島とG大阪なんて、7月27日にも1試合組まれて実際は 「Hot7!」なんだね。 

 暑さはもちろんのこと、累積警告もリーチの選手が多くなっているだろうし、ケガ人も出てくる。 同情すべき大変さだけど、ここは選手たちに頑張ってもらうしかない。 こちらも、頑張って取材しなければならないけど。
(2011.7.8 17:40) 

 

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