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2011年11月

レヴィーとガンジー その2

 ポルトガル語が全く分からないので、あくまで推察なのだが、コメントの中でレヴィーはガンジーさんに対する感謝の言葉を送っていたのかもしれないなと、今思っている。 それもあって、感極まったのかなと。 でもとにかく、いいコンビだった。 

 Jには、外国人監督が何人かいる。 それぞれ優秀な通訳が付き添っているが、通訳の中には、監督の話を聞きながら、まったくメモもとらずに訳していく通訳さんがいるのだ。 

 それを一概に悪いとことだと言うのではないが、記者の目線(私だけかな)からは、ちょっと会見を軽くとらえているように感じることもあるのだ。 

 語学をかじった人なら、相手の言った内容を retain(一時的に保持)することは、結構難しいことだ。 短いフレーズに区切って話す、ピクシー(名古屋番記者はミスターと呼ぶ)みたいな監督なら、メモも不要だろうが(実際は名古屋の通訳さんはメモされていたと思う)、ダラダラと長く話す監督も多いのだ。

 なのに、メモもとらず、見事に訳される通訳さんが多い。 そんな中で、ガンジーさんは一生懸命にメモする。 たぶん、不要になった試合のメンバー表の裏紙だと思う。 メモをとり損ねた部分は、レヴィーに確認して訳を始める。 正直というか、実直というか、誠実と言うか・・・ きっと、つまらない冗談までもメモってるに違いない。 

 だから、2008年、例の昇格を逃した試合直後の挨拶での 「アズキ」開店話は、さぞかし困惑したんだろうなと思い返している。 

 レヴィーが執筆中の自伝でガンジーさんのことをどう描くのか楽しみだ。 ブラジルで監督をしていた頃の話も興味をそそるが、それよりなにより、日本語版が出るのかどうか分からない。 ガンジーさんにぜひ翻訳してほしいなあ。 
(2011.11.18 23:40)

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レヴィーとガンジー

 やっぱり・・・・だった。

 セレッソは来季、新監督の下スタートする。 岡山に3-0で勝利した後の記者会見、試合内容に関するコメント、質疑応答が終わり、レヴィーが契約について話し始めた。 

 隣席に座るのは、ガンジ-こと白沢敬典通訳。 一旦話し終えたレヴィーの言葉を丁寧な日本語へと訳し始めるガンジーさん。

 「・・・セレッソのサポーターの皆さんは、長いサッカーキャリアのなかで、一番あたたかいサポーターでした」 ここまで訳すと言葉が途切れてしまう。 

 涙を必死にこらえるガンジーさん。 「すいません」と謝って、再び訳し始める。 「マイホームとも思えるような雰囲気で、常々仕事を・・・」ここでまたつかえてしまう。  そんな彼を見ながら、帽子で顔を隠しながら涙をぬぐうレヴィー。 

 ガンジーさんに、落ち着けよと言うように背中に手を回すレヴィー。 また訳を続けるガンジーさん。 再び声をつまらせると、今度はガンジーさんの頭を撫でるレヴィー。 

 「・・・マスコミの皆さんにも、本当にお世話になったこと、改めてお礼申し上げたいと思います」 嗚咽しそうになるのを懸命にこらえて話し始めようとするガンジーさんのおでこにキスをするレヴィー。

 そしてガンジーさんが最後まで訳し終わると、会見場の記者たちから大きな拍手が送られた。

 レヴィーの5年弱の監督生活を公私ともに支えてきたガンジーさんだけに、頭の中をいろんな思い出がめぐったんだろう。 レヴィーをかばうように、主審から退席処分を言い渡された試合もあったもんね、ガンジーさん。

 わずか11分間と少々。 こちらもちょっともらい泣きしたよ。 きっといつまでも忘れられない会見になりそうだ。

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 プロサッカーチームの監督とは、いつ解任されてもおかしくない職業だ。 事実、彼の前任者は、シーズン途中、13試合を戦った時点で、GMとともにあっさり解任された。 そんな職業である「監督」が契約期間を満了して、さらに留任を懇願されながらも、自らの意思を通してそのオファーを固辞し、チームを去ることができるというのは本当に珍しいことだ。 

 J1の1年目に3位までチームを引き上げ、今季はアジアでの戦いも経験できた。 しかし、レヴィーは何一つタイトルをクラブにもたらしてはいない。 2部でも優勝はできなかったし、J1昇格達成までに3度のチャレンジが必要だった。 

 だが、そんな監督なのに、クラブに再契約をオファーさせるレヴィーという人物は、本当にセレッソと相性ピッタリだったんだなと、今改めて思う。 

 試合後、藤田社長は3日最終戦のあと、さらに翌4日のファン感でレヴィーを送るセレモニー的なことを考えていることを明かした。 今後はブラジル人助っ人を探す際にチェックをしてもらうような、アドバイザー的なことを依頼したい旨も語った。   

 しかし、昨日の勝利でレヴィーが指揮をとる最終戦は、ひとまず12月17日まで伸びた。 レヴィーと彼が愛したサポーターたちとのお別れの日が、24日、29日そして元日と伸びていくことを、心から願っている。  
(2011.11.17 15:30)

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韓国も日本におつきあい~清武はまずまず

 平日の16時キックオフだった北朝鮮対日本。 最終予選を決めている日本は、タジキスタン戦からスタメンを6人変えて臨んだ。 
 スタメンを知ったときに、右SB伊野波、左SB駒野だと思ったポジションは始まってみると、逆だった。 このもやもやした感じが試合中ずっと続いた。
 失点シーンも、GKから見たらブラインドだったのか西川のシュートへの反応が遅く、「えっ!?」という感じ。 人工芝特有のバウンドが高くなるために、ボールコントロールミスの多い日本。 決定機もほとんどなく、完敗だと思う。

 その後、他の組の結果をみると、韓国がアウェーのレバノンに1-2で敗戦。 クウェート対UAEの結果で勝ち抜けは決まりそうだが、北朝鮮も敗退、中国も敗退濃厚?で、東アジアから3国が出た南アフリカ大会とは大きく状況は変わり、劣勢だった中東諸国が最終予選では大勢を占めそうだ。 移動距離の長さも大きな 「敵」 になりそうなので、ヨーロッパ組とJリーグ組の融合をうまくやらないと、かなり苦しい最終予選となりそうだ。

 スタメン起用された清武弘嗣は、終始落ち着いたプレーを見せてくれた。 シュートを打てる場面もあったが、またまたパスを選択し少々がっかりしたが、ミスも少なく及第点だろう。
 ザッケローニが本気で追いつこう、逆転しようという気があるなら、香川も遠藤も使っただろうから、あくまでサブメンバーのチェックと底上げを狙った試合だったのだろう。 

 ベストメンバーで3-4-3をやれという意見も巷(ちまた)には多かったが、相手が本気でくる試合であり、コンディション的にも厳しい条件でのアウェーゲームはそうそう体験させられる機会はない。 若く経験の少ない選手たちには、負けたことも含めて貴重な経験を積めた意義のある試合だったと思う。

 閑話休題。 北朝鮮ホームのゲームは、85年のメキシコワールドカップ予選は、日本サッカー狂会の方が撮影されたビデオを見たし、89年のイタリアワールドカップ予選は録画でNHKが放送してくれた。 その時のスタジアムは、今日のように賑やかな雰囲気ではなかったという記憶がある。
 今回のスタンドにはかなりの練習を積んだであろう、とても一般観衆とは思えない赤と黄のマスゲーム(?)。 さらに不思議だったのが、西川の守るゴールの右横に黄色いビブスをつけて立ったままの5人くらいの連中。 
 カメラマンビブスなのだと思うが、まったくカメラを向ける様子がない。 西川の左横にいた人たちはカメラを向けていたが、日本人フォトグラファーがお持ちのカメラバッグもなければ、巨大望遠レンズなどもなく、しかも終始突っ立ったまま。  折りたたみ椅子に座って巨大なレンズを向けるのがサッカー場でおなじみの光景だが????? 
 ひょっとして、ひょっとすると、 立ち見の 「芝かぶり席」(?) なのかもしれないぞ、なんちゃって。
(2011.11.16 0:55)

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阿部浩之/明日は大阪大会決勝戦 近大附属対大阪桐蔭

 諸事情があって、長期間ブログを更新できずにいました。 本当にすみませんです。

 まずPR。 現在発売中のサッカーマガジン(表紙はウッチー)11月22日号の、アマチュア情報局P67で、関学大の阿部浩之(G大阪仮契約)クンについて書いてます。 大阪桐蔭高サッカー創部第1期生の彼を初めて見たのが2007年1月の新人戦。 ここで優勝したご褒美がプリンスリーグ出場権獲得。 その後、プリンスリーグ、インターハイ予選、鳥栖スタジアムでのインターハイ青森山田戦。。。。そして関学大での活躍。
 ずっと見てきた選手がプロでプレーしてくれることが決まり、なんだかとてもうれしい。

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 さて、タイトルにあるように、明日は高校選手権の大阪大会決勝。 カードは、08年決勝と同一カードになった。 あの時は、大阪桐蔭が1-0で勝利し、選手権初出場を決め、近大附属の2年連続出場を阻止した。 

 まず、大阪桐蔭。 昨年度はR16で準優勝した阪南大高(優勝は関大一)に1-4と屈辱的大敗を喫した。 このリベンジを狙った今大会だったが、阪南大高が準決勝で近大附属に延長の末PK負けしたため、再戦は叶わなかった。

 今夏のインターハイではベスト8(準優勝した静岡学園に0-0からPK負け)と健闘した。 今年度の大阪実力ナンバー1と言っていい存在で、セレッソとサンガがいないとはいえ、プリンスリーグ関西1部でもヴィッセル、G大阪に次ぐ3位(8チーム中)という好成績を残している。 攻撃でカギを握るのは2人。 早くて上手い ⑩中村真輔と強くて強烈な左足シュートが魅力の ⑨田中淳一だ。 田中はハーフで、ご母堂がフィリピン人。 いかにもやんちゃそうなベビーフェイスで進路はフロンターレに決まっているようだ。

予選:
5回戦6-2千里 
6回戦5-0生野(おお我が母校よ!) 
準々決勝2-0大阪学院
準決勝3-1興国

 対するは近大附属。 昨年度は準々決勝で優勝した関大一に1-1からPK負けで敗退している。 夏のインターハイ予選では4強リーグで不本意な最下位に終わった。 そのとき、大阪桐蔭と対戦し0-1で敗れている。 
 大阪桐蔭同様、プリンスリーグ関西を戦い、こちらは2部ながら8勝3分と無敗優勝を果たし、来季は1部で戦うことになっている。 内容も11試合で41得点という得点力も素晴らしいが、最近の近大附属の代名詞となっている安定した3バックと鍛えられたチームディフェンスで、わずか失点7という数字は全国レベルだ。
 攻撃では、長身FW刈谷がエース。 長いストライドを活かした突破力で強引にシュートに持ち込むプレーは見もの。 中央に張らず、左サイドから仕掛け、カットインから逆サイドへのシュートが得意なようだ。 全くの余談だが、山田監督に確認したのだが、MF苺谷クンの背番号15は「イチゴ」との語呂合わせではないそうだ、残念!。 

予選:
5回戦9-0箕面 
6回戦3-1清風 
準々決勝4-1(延長)芥川
準決勝0-0(延長)、PK5-4阪南大高


(参考までに準決勝のメンバー)

近畿大学附属高校
監督 山田稔
コーチ  長尾孝司  

GK①高田航輔3京都サンガ

DF③佐々木健人3天理FC 
 ④白井秀典3吹田JFC千里丘
 ⑤鈴木崇史3セレッソ大阪U-15 

MF⑥安田大樹3摂津パルティーダ
 ⑭平阪謙太2岩田FC
 ⑮苺谷光将2岩田FC
 ⑯内野圭2南千里中

FW⑦荒金照大3FC B2
 ⑧黄将健3東大阪朝鮮中級学校
 ⑩刈谷聖哉3岩田FC

SUB
GK⑰河内裕介2柏田SC
DF⑬島田康平3南千里中
 23吉野晃基1セレッソ大阪U-15
MF⑨大西崚太2吹田JFC千里丘 ←⑮
 ⑪今木彰宏3長野FC ←⑭
 ⑱宮﨑滉太3岩田FC ←⑯
 ②飯田真人3東百舌鳥中
 ⑫藤田修司3FCグリーンウェーブ
 21木田敬太3FC B2 ←⑧

大阪桐蔭高校
監督 永野悦次郎
コーチ  中垣典明 金正智也 貝瀬修 

GK①宮崎悠平3奈良YMCA

DF②紀田宰3セレッソ大阪U-15
 ⑤元澤慎之介3イルソーレ小野FC
 ③福井秀3奈良YMCA
 ④眞野寛規3岩田FC

MF⑥筏修造3神戸FC
 ⑧中尾元基3京都サンガ
 ⑰羽座来飛3ヴィッセル伊丹
 ⑩中村真輔3岩田FC

FW⑨田中淳一3サルパFC
 ⑪堀口巧3神戸FC

SUB
GK⑫宮西佑弥3ディアブロッサ高田FC
DF⑭村川亮太2ヴィッセル伊丹
 ⑳田渕大貴2ヴィッセル伊丹
 ⑦俵石直哉3FC長岡京 ←⑥
 ⑮松木政也2奈良YMCA
 ⑱長谷佑磨3セレッソ大阪西U-15 ←⑩
 ⑬臼井裕弥2城南FC ←⑨
 ⑯丹羽詩温2城南FC ←⑪
 22白井康介2FC豊橋デューミラン

 最後に予想を。 大阪桐蔭2-0近大附属。 当たらんやろうな。
(2011.11.11 17:58)

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