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2012年4月

香川真司の移籍について思う

 ドルトムントがマイスターシャーレを手中に収めて、次なる関心は真司が移籍するか、残留するかに移っている。 いずれにしても相当な巨額が動きそうな気配だが、当のドルトムントサポーターは気が気ではないだろう。

 彼らの気持ちを一番理解できるのはセレッソサポのはずだ。 残ってほしい気持ちを押し殺しながら、快く真司を送り出せたのは、行き先が本場ドイツであり、真司にとって大きなステップアップとなると感じたからだ。 

 もし他のJクラブへの移籍だったら、恨みに似た気持ちを抱く人も多かっただろう。 そういう意味でイングランドやイタリアの、それも世界的なクラブからのオファーだから、ドルトムントサポも結局は「 仕方ないな 」と諦めがつくのかもしれない。 しかし、もし バイエルン からのオファーが来ていたら、それは大変なことになっていたはずだ。 

 やれミランだ、やれマンユナイテッドだと、真司がメガクラブで大活躍する姿を想像するのはとても夢があって、楽しいことなのだが、セレサポなら愛する真司を失うドルトムントサポの抱く悲しさ、寂しさを察してあげられる思いやりも持っていてほしいし、きっと持っていてくれると信じている。

 こう書くと、「 ヤツらは移籍をもっとドライに割り切って考えてるよ 」と言われそうだな。 確かにドルトムントには来季、真司の後釜(?)としてボルシア・メンヘングラッドバッハの若きエース、マルコ・ロイスの加入が内定しているそうだ。 現エースを懸命に慰留しながら、一方ではしっかり穴埋めを考えておく。 強豪チームというのはかくも強(したた)かでなければいけないものなのだ。
(2012.4.25 11:49)

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3 TWINS!西村、松田×2

 土曜、日曜とJ-GREEN堺に通った。 土曜は大阪府のインターハイ予選、第1試合9時半キックオフの内、金光大阪vs.箕面東戦を見て、11時キックオフのプリンスリーグ関西2部の2試合、一条(奈良)vs.綾羽と神戸弘陵vs.久御山を10分ずつくらい見た。 

 そして11時半キックオフの関西学生リーグ1部、近畿大0-3京都産業大と同志社大0-4阪南大の2試合をフルで見た。 ただ、2試合目は「 にわかフォトグラファー 」としてだったが(汗)。 翌日曜は、やっぱり大学の立命大1-1びわこ成蹊スポーツ大と大阪体育大3-4大阪学院大の2試合。

 この2日間の大学リーグで、とても珍しい経験をした。 「 双生児 」 3組のプレー目撃だ。 土曜は京産大と同大に、日曜はびわこ大にそれぞれ1組ずつ双子がいて、その6人ともがピッチに立ったのを見ることができたのだ。

 以下、敬称略、そして調べるのが面倒だったから順序は兄&弟ではないのであしからず(^^)。 

 まず京産大には3年の 松田康佑&悠佑。 ともに交代出場で悠佑は京産大の3点目を決めた。 ともに(当たり前!)91.4.23生まれで、2人とも京都サンガジュニアユース出身で、康佑は野洲高、悠佑は北大津高を経ている。

 同大には1年の 西村拓馬&洋亮。 こちらも交代だったが、0-4となってからの出場だった。 93.12.5生まれで、セレッソ大阪西U-15~セレッソ大阪U-18の出身。   

 びわこ大には3年の 松田陸&力。 こちらはスタメンフル出場で、力は貴重な同点ゴールを決めた。 91.7.24生まれで、大阪セントラルFCから島根の立正大淞南高の出身。 

 同じ両親から生まれ、同じ環境で育ち、サッカーというスポーツに夢中になった双子が、関西の大学リーグでプレーできるレベルにまで成長しただけでも稀なこと。 さらにそんな双子が同時に試合に出場することもなかなかないこと。 それを2日間で3組も見れたのは、めったにできない経験だと思った次第。
(2012.4.23 22:09)

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浦和戦後の柿谷についての質問

 ナビスコカップ浦和戦後の監督会見で、柿谷曜一朗についての質問をされたのは 湯浅健二氏 です。 曜一朗に対して、恨みを持たれたり、色眼鏡で見たりされるような方では決してありません(^^)。

 私が同席した、どんな監督会見でも、「質問します」というレベルではなく、「監督さん、議論しましょう!」という姿勢で臨まれている方です。 監督が乗って来ない場合もありますが・・

 以前から曜一朗の才能を高く評価されていて、彼の成長を期待されているからこそ、彼の現状を歯がゆく思っておられるんだと思います。 私も湯浅氏同様に、いやそれ以上に、「 もっとやれるやろ!」と思っていますからそのお気持ちはよく分かります。

 湯浅氏自身のHPで会見のやりとりを再現されています。 セレッソオフィシャルとも、J’sGOALとも伝わるニュアンスが違うと思います。 

 同席していないので、3つのどの文章が正確なのかは分かりません。 セレッソをお好きな方は、J’sGoalでの「 勘違いしている選手 」という部分にムカっと来るでしょう。 セレッソ公式にも、湯浅氏のHPにもその部分はありません。 でも、これは湯浅氏の口が滑ったのであって、悪意はないと思っています。 とても熱い方ですから。

 直接、面と向かって会話するときに感じ取れる、相手の言葉の鋭さや柔らかさ、顔の表情、手のしぐさなどは、文字メールのやり取りで、同じ言葉を並べても、伝わるニュアンスが全然違ってしまったという経験をされた方は多いと思います。 

 今回もそれと同じだと思います。 現場にいれば、さほど辛口に聞こえないのに、文字に起こすとキツイ言葉になってしまうものです。 

 文章、文字を書くことを仕事にしている者として、日頃からもっと注意して書かないといけないなと、自らへの戒めにしたいと思っています。

J'sGoal→ココ

セレッソ公式→ココ

湯浅氏HP→ココ

(2012.4.20 4:13)

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幸運 と 縁

 今日はサッカーに関係ない(?)ごくごく私的なことを書くことをお許しください。

 先週と今週は母親の入院で落ち着かない日々だった。 痛くてたまらないというほどの自覚症状はなかったのだが、心電図等を見ると、狭心症の疑いありという事で、長居公園にほど近い病院に入院した。 

 入院が決まった時は、普段TVのお笑い番組でケラケラよく笑う母がいささかふさぎこんでいた。 おそらく死を意識していたんだろうと思う。 とはいっても、私は何も言ってやれず、普段と変わることなく、接していただけ。 ただ深刻にはならないようにつとめていた。

 カテーテルを通して、冠動脈に造影剤を流す。 動脈硬化や血栓が原因で血管が細くなってしまった部分を見つけ、「バルーン=風船」を入れて膨らませ、そこへ金属でできた網の筒、「ステント」をつけるという治療を行っていただいた。 こうしておけば、再び細くなってしまう率が低くなるとのことだ。 

 治療は無事すべて成功し、母と一緒に治療中の映像を見せてもらったが、最初は細くなった部分でチョロチョロと流れていた血流が、血管が広げられた瞬間に「ドクドクドク」と音が聞こえるかのように流れて行く瞬間が捉えられていた。 「生きてる」ってこういう事なんだと、言葉では言い表せない感動を覚えた。

 そしてその後の検査でも順調だったので、明日退院できることになった。  

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 この2月のことだが、天皇陛下が狭心症のために冠動脈のバイパス手術を受けられた。 まさか肉親が天皇陛下と同じ病状で、しかも同じ様な時期に入院することになるとは、夢にも思っていなかった。 ただ当時の報道を聞きかじっていたこと、担当医が天皇陛下を例に出して説明してくれたことで、母の場合も、今回ステントを入れた部分以外に、もし血管が狭くなった部分があれば、すぐにではないが、バイパス手術をする必要があると聞いても容易に理解することができた。  

 昨年、松田直樹が、あまりにも突然に急性心筋梗塞で帰らぬ人となり、つい先日もイタリア・セリエB、リヴォルノのモロジーニ選手が急死した。 一般人よりも頑強な身体を持つアスリートが心臓の疾患であっけなく命を落とす現実を知り、命の尊さを改めて考えさせられた。

 母は幸運だった。 長年糖尿病を患っていて、2週間に1度かかりつけの医師に通院していた。 だから軽い胸の痛み、それも自覚症状としては「胃が悪いのかな」という感じだったのに、そのことを遠慮なく医師に相談できたために、「専門医で診てもらいましょう」ということになり、結果的に狭心症の疑いが出たのだった。

 めったに医者にかからない人ならばこうはいかない。 あっけなく心筋梗塞で死に至ることになってしまうんだろうと思う。  

 つい先日、京都・祇園の車の暴走で7人の尊い命が失われた。 いつどこで思いもしないことが原因で、死は訪れるかもしれない。 いつも考えてはいたことだが、この世に命ある者は、亡くなった人の分まで一日一日を大切に生きる義務があると思う。 実際にはとても難しいことだが、少なくともそういう気持ちだけは失わずに生きて行こうと強く思っている。 

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 今回主治医として母の検査、治療に当たってくれた先生が、なんと私の卒業した高校、大学の後輩だった。 入学した大学は退学し、別の大学へ入学し直して医師の道に進まれたそうだ。 こんな偶然ってあるんだなと、とても不思議な「 縁 」を感じた。 そして先生のお名前が 夛田 先生。 セレッソからトリニータへ期限付き移籍で修行中のファイター 夛田凌輔 とは どうやら無関係のようだが(^^)。
(2012.4.18 23:35)

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5.5、6.0、6.5・・・・

 会社員時代、人事課長として、全社員、役員の給与、賞与を把握する立場にいた。 そして、人事考課の季節には誰がどんな評価を受けているかを掌握していた。 S、A、B、C、D・・・それによって、昇格昇進降格降職、昇給降給、賞与額が決まり、人事異動にもつながる。 「 みんなが、いくらもらっているか分かって、羨ましい 」と言う人もいたが、他人の年収を知っても、1円の得にもならない。 そんな職務が私はイヤでイヤでしょうがなかった(>_<)。 
 毎年のように他部署への異動を願い出ても、なかなか叶わなかった。 情けない話だが、悩んでなかば職務放棄に近い状況になってしまった時期もあった。

 「人が人を評価する」なんて、どうしてそんなことができるのか?

 皮肉にもそんな私が今、サッカーの試合を見て、選手や監督、主審までを採点している。 正直なところ、できるなら、採点なんてやりたくない。 違う色のユニフォームを着る2人を除き、20人の選手が自由に動いて10キロ走るスポーツだ。 そんな22人の選手のgoodプレー、badプレーを見落とすことなくチェックできる人間がいたら、ぜひとも紹介してほしいものだ(^^)

 救いは、私の採点が彼らの年俸に影響しないことくらいか(^^)

 GM、強化部長、名前は様々だが、選手を評価するのは大変な仕事だと心から同情する。

 皆さん、好きな選手、贔屓している選手が様々な媒体で、低く採点されて、腹が立つこともあるだろうけど、記者、ライター、みんな悩みながら採点することも多々あるんですよ。 とても難しい作業なんだとご理解くださいませ。
(2012.4.17 2:53)

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久しぶりの杉本健勇と点取り屋 原一樹

 日曜日はセレッソU-18のプレミアリーグ開幕戦対作陽高戦があったのだが、それを捨てて、東京ヴェルディに期限付き移籍し、2試合連続で得点を決めた 杉本健勇 を見るために、西京極の京都サンガ対ヴェルディ戦に向かった。

 お目当ての健勇は、3試合連続ゴールはならなかった。 4度あった決定機を決められず、双眼鏡で見ると、悔しそうな表情の連発だった。

 ①右からのグラウンダークロスをシュートしたがDFの足にブロックされた。 もう半歩でも早くボールに寄っていたら、DFの足は届かなかったはず。

 ②GKとDFの間に浮き球パスが落ち、左足で狙ったが、GK水谷が猛然と前に出てきてビッグセーブで止めた。

 ③右からのクロスをGKが弾き、ボールは健勇の目の前へ。 胸トラップから右足で打ったが、これもGK水谷が立ちはだかった。 ②で止められて前に強いGKだと分かったはずだから、キックフェイントをかけてタイミングを外すのも一手だったと思う。 ピクシーならそうしたはず(^^)

 ④右CKが沈むような弾道でまたも健勇の前のスペースに落ち、ダイレクトで打ったが上手く当たらずGKが止め、DFにクリアされてしまった。

 ターゲットマンとしては、相手CBに背後からチャージされながらも、巧みな足技と頑健な身体を活かしてキープ、ポストをこなしていたのだが・・・

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 さて、勝負を決着させたのは、京都の原一樹。 81分、早い動き出しでフリーとなって、宮吉が浮かせた(浮いた?)ダイレクトパスを足先裏(インサイド?)でワンタッチコントロールし、右足で強烈な一発を決めて見せた。

 ところで、この原は今季第8節終了時点で、内6試合に出場機会を得て、全て途中出場ながら4ゴールを挙げている。 これだけでも スーパーサブ と呼べるすごさなのだが、トータル出場時間はわずか85分間。 つまり「1試合=90分」に満たない時間で4ゴールを決めているのには驚かされる。 約22分間に1得点決める計算になる。 もしもJ1でこれと同じことをやったら、大ニュースだろう。 

(節)HorA スコア 相手 (交代時間・出場時間)得点数(得点時間)

(2)H○2-0湘南(73分・17分)1得点(90分)
(4)A●1-2鳥取(60分・30分)-
(5)H○2-1町田(64分・26分)1得点(83分)
(6)H○3-2福岡(90分・1分)-
(7)A○1-0岐阜(90分・1分)1得点(90+1分)
(8)H○1-0東V(80分・10分)1得点(81分)

 ところで、これを調べていて恥ずかしながら気づいたのだが、(6)で宮吉と、(7)で長沢と、ともに90分(=89分+○秒)に交代出場した原の出場時間は「 1分 」と記録されていて、宮吉と長沢の記録を見ると「 89分 」とされている。 つまり合計 はあくまで 90分 とするためだ。

 そのため、90分を経過してから交代で入る選手の出場時間は、アディショナルタイムが1分だろうが、4分だろうが、「1分」と記録される。 例えば、ヴェルディ戦で宮吉に代わって90+3分に出番をもらった駒井善成の出場時間は「 1分 」、宮吉は90+3分までプレーしているが、「 89分 」だ。

 それで、川崎0-1セレッソ大阪戦で、85分(=84分+○秒)に清武と交代して入りながら、藤本がレッドカードを受けたために、アディショナル90+5分に山下と交代してピッチを去った村田和哉の出場時間を見てみると「 4分 」と記録されている。 そして清武は「 85分 」、山下は「 1分 」、つまり85+4+1=90分となるわけだ。

 健勇について書き始めたが、こんな話になってしまった(汗)。
(2012.4.16 4:06)

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記憶に残るアルビレックス新潟戦

 明日、14日(土)、キンチョウスタジアムのナイトマッチは、セレッソ大阪対アルビレックス新潟戦。

 今年から担当させてもらっている、Goal.comのプレビューは→ココ

 この試合を前に、私には印象に残る新潟戦が2つあるので、それを取り上げてみる。

 その前にまず、過去の対戦を整理。 リーグ戦での対戦は、6勝5分3敗(J2:1勝1分2敗、J1:5勝4分1敗)。 

以下戦績(左がホーム、( )はセレッソ大阪の得点者)。

02年(J2) 
●新潟  5-2 セレッソ(大久保嘉人、田坂和昭)
●セレッソ1-3 新潟(眞中靖夫)
△新潟  0-0 セレッソ
○セレッソ3-0 新潟(大久保嘉人、トゥルコビッチ2)

04年(以下すべてJ1)
●セレッソ1-2 新潟(西澤明訓)
○新潟  1-2 セレッソ(大久保嘉人2)

05年 
○セレッソ1-0 新潟(ゼ・カルロス)
○新潟  1-2 セレッソ(下村東美、ゼ・カルロス)

06年
○セレッソ3-1 新潟(古橋達弥、ゼ・カルロス2)
△新潟  2-2 セレッソ(西澤明訓、名波浩)

10年
△新潟  1-1 セレッソ(アドリアーノ)
○セレッソ2-1 新潟(播戸竜二、丸橋祐介)

11年
△セレッソ1-1 新潟(乾貴士)
△新潟  1-1 セレッソ(酒本憲幸) 

 これらを見ると、新潟との相性は良好だが、引き分けが多い対戦だといえる。 点が取れそうで取れない試合が多いような印象が残っている。 大宮戦のように、先制、追加、ダメ押しというパーフェクトな展開を望むのはいささか図々しいだろうが、ボギョンのハイパフォーマンス、清武の調子も上がってきているので、しっかりと勝ち点3を奪って、浦和、鹿島との関東遠征の連戦に向かいたい。

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 さて、思い出の試合を振り返る。

 初顔合わせはJ2時代の2002年。 この年のJ2最終順位は、1位大分(勝ち点94)、2位セレッソ大阪(同87)、3位新潟(同82)。 つまり新潟とは、J1昇格を争った間柄だった。 セレッソにとっては使命と言える「最短の1年でのJ1復帰」、新潟にとっては、反町康治監督下、「初のJ1昇格」を目指していた年である。

 この年のJ2は12チームで4回戦総当たり、44試合を戦った。 そして第42節を終え、残すところ2試合。 首位大分はすでにJ1昇格とJ2優勝を決めており、2位セレッソ(勝ち点83)と3位新潟(同79)は勝ち点差4。 新潟はこの直接対決に勝利すれば、勝ち点差1と肉迫し最終節まで持ち込める。 逆にセレッソは引き分け以上で、2位以内が決まりJ1復帰が決まるというシチュエーション。

 このシーズン、新潟はセレッソとの3度の対戦を2勝1分と無敗できていたこともあり、11月16日、相当数のサポーターが長居スタジアムに詰めかけていた。 もちろんセレッソサポーターはそれをはるかに上回り、晩秋の長居は3万2千を超える大観衆で埋まっていた。 

 スタメンは、下川誠吾-喜多靖、ジョアン、鈴木悟-布部陽功、尹晶煥、久藤清一、根本裕一、森島寛晃-トゥルコビッチ、大久保嘉人
交代は62分大久保→眞中靖夫、83分森島→西澤明訓
SUB:河野和正、山尾光則、原信生

 試合は西村昭宏監督率いるセレッソが大久保の先制点とトゥルコビッチの2ゴールで3-0で新潟に完勝し、J2暮らしを1年で切り上げることになった。 一方、新潟はこの辛く悲しい経験を糧に、翌03年にJ2優勝でのJ1昇格を果たすことになる。

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 月日は流れて、2年後の04年、J1最終節はビッグスワンでの新潟対セレッソ。 J1初年度だった新潟だったが既にJ1残留を決めていた。 シーズンは2ステージ制で、年間通算順位で残留、降格は決められることになっていて、セレッソは1stステージ最下位(16位)、2ndステージは少し盛り返して1試合を残して12位、しかし年間通算ではやはり最下位に沈んでいた。 

 前年03年のレギュレーションのままなら、下位2チームは自動的に降格。 しかし、このシーズンは最下位イコールJ2降格ということにはならなかった。 翌05年のJ1は2チームを増やし18チーム制となることが決まっていて、J2の1、2位がJ1自動昇格、J2の3位がJ1最下位との入替戦を戦うことになっていたのだ( 何と言う幸運だろう!)。 セレッソは年間15位の柏とJ1残留か、入替戦行きかをかけて争っていたわけだ。

 11月28日同時刻キックオフ。 15位、早野宏史監督の柏はアウェーで大分と戦う。 前節終了時点で年間15位柏は勝ち点24、得失点差-20(27得点・47失点)。 一方、最下位セレッソは勝ち点23、得失点差-23(40得点・63失点)。 勝ち点差「1」、得失点差「3」が2チームの差だった。 セレッソは引き分けでは苦しい。 勝って柏の結果に委ねるしかなかった。 

 大分(ビッグアイ)の試合は、上川徹主審のホイッスルでキックオフ。 柏が8分に先制(明神智和)、大分が22分に同点(サンドロ)、柏が72分に突き放す(宇野沢祐次)が、大分は75分に再度同点(マグノ・アウベス)とし、試合終盤を迎えていた。

 一方、ビッグスワンの試合は、若き西村雄一主審が笛を吹いた試合。 小林伸二監督率いるセレッソが35分に古橋達弥のCKから大久保嘉人のヘッドで先制するが、新潟は50分のエジミウソンのゴールで追いつき、1-1のまま試合は進んでいた。 そして、セレッソは新潟DFのハンドでPKを得る。 86分、キッカーはでPKを得る。 キッカーは大久保。 相当なプレッシャーがかかるシーンのはずだが、スタンドから見た限り大久保は邪心なく思い切り良く蹴ってネットを揺らした。 残り時間は露骨に時間を使い、セレッソが勝利を決めた。

 タイムアップの笛でセレッソの選手、スタッフが飛び出し歓喜の輪ができた。 柏が引き分け、残留が決まった瞬間だったのだ。 結果的に、スペイン・マジョルカに期限付き移籍を決めていた大久保のセレッソでのラストマッチとなったこの試合。 さすがの存在感、見事な2ゴールは大きな置き土産となった。 

 ちなみに最下位となった柏は入替戦で福岡に連勝し、J1残留を決めた。

 当時の試合レポートは拙文でどうぞ→ココ

 追記 レポート拙文中の写真でセレッソサポーターが「がんばれ 新潟!」とういう弾幕を掲げていますが、これは同年10月23日に起きたM6.8の新潟県中越地震の被災地である新潟を見舞い、激励する気持ちから掲げられたもの。 試合は、地震から1カ月少したった時期だった。
(2012.4.13 16:41)

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7日のJ-GREEN堺は大学生でいっぱい!

 関西の大学サッカーは7日(土)、J-GREEN堺で新シーズンの開幕を迎える。 

 関西学生リーグは1部12チーム、2部A・Bブロック各10チーム、3部A・B・Cブロック各9チーム、計59チームで構成されている。

 7日は、11:30からの開会式のあと、12:30からメインフィールドで行われる1部の桃山学院大vs.京都産業大が開幕戦となる。 

 そして、13:30キックオフで人工芝ピッチのS6~S13までのなんと 8面 を使って、2部、3部のリーグ戦も開幕する。 この日、堺では18試合が行われることになる。 さぞや壮観だろう。

 1部は、桃山学院大、同志社大、近畿大、関西大、関西学院大、大阪体育大、阪南大、立命館大、びわこ成蹊スポーツ大、大阪産業大、大阪学院大、京都産業大の12チームで、内訳は大阪府7、京都府3、兵庫県1、滋賀県1である。 残念ながら奈良、和歌山両県のチームは1部にはいない。

 各チームの部員数はどの程度と想像されるだろうか? リーグにもらった資料を引用してみる。 ( )は学年別内訳(順に4年、3年、2年、1年)

 桃山大  91  (19、16、28、28)
 同大   88+?(17、25、46、未定)
 近畿大  41  ( 4、11、17、 9)
 関西大 133  (31、41、41、20)
 関学大 110  (22、29、35、24)
 大体大 168  (50、39、54、25)
 阪南大 148  (22、39、33、54)
 立命大 106  (24、33、34、15)
 びわこ大180  (30、50、50、50)
 大産大 127  (23、33、41、30)
 大院大 146  (24、38、54、30)
 京産大  65  (14、18、23、10)

 平均  116.9+α

 但し、実数なのか概数なのか不明なチームもありそうなので、鵜呑みにされない方がいいかもしれない。 また、同大は1年を含まないので、平均を算出する意味もないかもしれない。 しかし、まあほとんどの大学が大所帯だなあと思った次第。
(2012.4.5 17:54)

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備忘録:ACL中間整理

 ACLのグループステージも半分の3試合を終了した。 現在順位は、FC東京と名古屋が首位、柏が2位、G大阪が4位。

 FC東京:1勝2分0敗、名古屋:1勝2分0敗 
 柏   :1勝1分1敗、G大阪:1勝0分2敗 

 ここで、対戦国別に整理しておきたい。

対韓国(1勝2分1敗、すべてホーム)
 H:G大阪0-3浦項
 H:FC東京2-2蔚山
 H:名古屋2-2城南
 H:柏5-1全北

対中国(1勝2分、H:1分、A:1勝1分)注:G大阪は対中国なし
 A:北京1-1FC東京
 A:天津0-3名古屋
 H:柏0-0広州

対オーストラリア(1勝1分1敗、すべてアウェー)注:柏は対オーストラリアなし
 A:アデレード2-0G大阪
 A:ブリスベーン0-2FC東京
 A:セントラルコースト1-1名古屋

対ウズベキスタン(1勝、ホーム)注:G大阪のみ
 H:G大阪3-1プニョドコル

対タイ(1敗、アウェー)注:柏のみ
 A:プリーラム3-2柏

まとめ
 H:2勝3分1敗
 A:2勝2分2敗
 計:4勝5分3敗

 戦い方が難しいと言われるACLだが、中国、オーストラリアに対しては優勢だが、韓国に対しては劣勢は否めない。 4チームには「日本代表」として、なんとしてもグループステージ突破を果たしてもらいたい。 
(2012.4.5 3:44)

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