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2012年5月

監督交代をまとめておこう

 大宮もG大阪、川崎F、新潟、神戸に続いて監督交代に踏み切った(以下、敬称略)。

 今季開幕時、J1・18チームの監督は、昨季からの留任10人(柏、名古屋、仙台、神戸、清水、川崎F、大宮、新潟、プラス昇格の鳥栖、札幌)、そして新監督は8人(G大阪、横浜FM、鹿島、広島、磐田、セレッソ、浦和、プラス昇格のFC東京)となっていた。

 それが、今日大宮が監督交代を発表したことで、留任した10人の内、実に4人(和田、相馬、鈴木、黒崎)がチームを追われたことになり、「 生き残り 」は6人(ネルシーニョ、ストイコビッチ、手倉森、ゴトビ、尹、石崎)となった。 

(以下順位は暫定:柏、名古屋、G大阪、FC東京はACLのため1試合消化が少ない)

 この監督留任6チーム中でも、柏12位、名古屋13位、札幌最下位という3チームは芳しくない成績だが、仙台首位、清水4位、鳥栖8位は継続性がうまく結果に結びついた形だ。

 一方、開幕を新監督でスタートした8チームは、G大阪を除いてさすがに監督交代には至っていない。 順位も広島2位、磐田3位、浦和5位、FC東京6位というところは高く評価したい成績だ。 しかし、横浜FM9位、鹿島10位、そしてセレッソ11位という中位のチームをどう評価するかは、意見が分かれるだろう。

 最後に、留任した監督が途中交代した4チームの 昨季の順位 を見ておくと、神戸9位、川崎F11位、大宮13位、新潟14位というもの。 これらを見ると、クラブはどうも自信満々で留任させたとは言えない気がする。 ある意味、監督交代は「 想定内の出来事(失礼!) 」、と言っては言い過ぎだろうか。 

追記: しかし、新監督の中でセホーンさんの次に成績が良くないのは、ソアレスさんなんですね(汗)。

(2012.5.29 18:50)

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忘れじの2000.5.27

 4年前もブログに書いたが、再び。 

 

12年前、セレッソは1stステージ優勝をかけた川崎F戦でVゴール負けし、優勝を逃した。 2005年のFC東京戦も、もちろん忘れられない試合だが、「 干支 」が一回りしても、やはり思い出してしまう試合だ。

 古い話だけど、経験した人には忘れてほしくないし、知らない人には知っておいてほしい試合だ。 当時、HP:2002CLUB(現:2002WORLD)に載せた稚拙なレポートを下記に。

 出場選手の内、現在Jで監督業をされている方が3人も(^^)。

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“This is Football”。優勝目前、雨の長居に散った桜・・・

2000Jリーグ ディビジョン1 1stステージ第15節 セレッソ大阪vs.川崎フロンターレ

2000年5月27日(土) 長居スタジアム 観衆:43,193人
試合結果/セレッソ大阪1-2川崎フロンターレ(前0-0、後1-1、延前0-1)
得点経過/[川崎F]我那覇(49分)、[C大阪]西澤(60分)、[川崎F]浦田(106分)

取材・文/貞永晃二

  「このチームはまだ発展途上なのだから、仕方ない・・・」。無理にでもそう納得せざるを得なかったサポーターも多かったはずだ。Vゴールが突き刺さったゴール裏のピンクのサポーター達は、力尽きた選手たちに向け、セレッソコールを叫び続けている。

 優勝のかかった試合だった。しかし、試合前のスタジアムには緊張感があまり感じられなかった。C大阪のクラブ史上最多である4万3千もの大観衆が集った空間は、約2時間後のお祭りを思って弾む気持ちを隠せないファンのテンションに急かされているかのようだった。
 だが、そんな観客たちに神が与えた試練は、我那覇のクロスを左足ボレーでとらえた浦田のビューティフルゴールであった。

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 今井監督指揮下での初勝利を目指す川崎Fは、予想外に攻撃的に出てきた。プロである以上負けていい試合など存在しないのだ。2トップにベテラン森山と、 沖縄出身の初スタメン我那覇。マジーニョにボールを預け、彼のキープ力を活かし、ペドリーニョが押し上げ、攻めを組み立てる。そして、中盤から厳しい チェックを忠実に遂行する。

 C大阪は横浜の試合結果に関わりなく、90分以内でもVゴールでも、とにかく勝てば初優勝。しかしプレッシング、チェイシングともに淡白で、簡単 に川崎Fに攻め込まれてしまった。「こんなはずじゃない」という焦りからか、ミスも多発する。とにかくチグハグな感じのまま、ボールは川崎Fが6割方支配 した。

 7分、我那覇がきれいなターンからシュートするが、GK下川ががっちりキャッチ。その後も、FK、CKと何度もチャンスが訪れるが、下位に低迷するチームらしく、ゴールを奪うに至らない。

 一方、全員が普段着で試合が出来ていないC大阪。しかし、20分を経過した頃から、徐々にペースをつかみ始めた。硬さがようやくほぐれた感じだ。25分西澤(明)のポストから、森島、田坂が飛び込む。しかし田坂がコントロールミス。

 27分、尹晶煥が西澤(明)とのワンツーから左足でシュート。ジャストミートしない。29分、盧廷潤の右クロスに西澤(明)ミートできず。一方川崎Fも左からの久野のカーブシュートがクロスバーのわずか上を通過する。スタジアムからはため息が漏れる。

 C大阪のビッグチャンスは34分。左サイド森島からのクロスを西澤(明)は胸で浮かせるようなトラップの後、DFをかわしシュートするがうまく ミートせず、右ポストを外れる。意表を突いた川崎F我那覇のロングシュートは43分、クロスバーを叩く。C大阪の不完全燃焼の前半が終了する。

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 ナイター照明が点灯された49分、スタジアムが凍りつく瞬間だった。長橋からのクサビを受けた我那覇が、うまいターンからDFをかわしゴールへ向かう。 右から鈴木がタックルに入ると同時に右足を振り抜いた。鈴木に当たったためか、フワリとGK下川を越えたボールはネットを揺する。川崎Fが先制した!

 先制点をなかなか獲れずに苦しんだC大阪を、我那覇の得点はさらに窮地に追い込む失点になるのか? 乗ってきた川崎Fは森山が右サイドから入りド リブルシュート。下川がCKに逃げる。そして右CKが全くノーマークで上がったDF西澤(淳)にドンピシャで合うがGK下川が救う。

 59分、C大阪・副島監督が動く。右SB興津に代えて巨漢上村を投入、3バックに変え、西澤(明)とのツインタワーで空中戦を仕掛ける。そしてこの采配がものの見事に的中する。

 60分、自陣から盧が上村の頭を狙ってロングボールを入れる。上村がヘッドで右コーナー方向へ落とす。走り込んだ森島が、中を見ながらクロスを上 げる。マーカー奥野の陰にいた西澤(明)が飛んでくるボールにスッと近づき軽くジャンプしながら右足を振った。GK浦上はノーチャンスだった。C大阪 1-1の同点に追いつく。何か叫びながら西澤(明)が歓喜の疾走をする。それに応えるスタジアムの大歓声。

 この後、C大阪に何度も逆転のチャンスが訪れる。西谷のドリブルシュートがクロスバーを越える。西澤(明)の独走からのシュートがポスト右に外れる。ここで逆転できなかったことが後で悔やまれることになった。

 同点に追いつくことに成功したメンバーチェンジではあったが、今までの試合よりは早い時間帯での上村投入で、空中戦という単調な攻撃にこだわり続 けることになったのは、皮肉なことだった。やはり、いつもとは何かが違っていた。89分、副島監督は負傷した西澤(明)の動きの悪さから、本来はDFのペ リクレスをトップに投入する奇策に出た。そして、延長戦に突入する。

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 いよいよ決着はVゴールで決まるのか。C大阪はなおも攻め続ける。上村の頭をターゲットに右から左からクロスが上がる。GK浦上も精一杯の飛び出しで防 ぐ。DF西澤(淳)も不利な空中戦にも必死に競り合い上村に制空権を与えない。98分、左からの西谷のクロスはミスキックだったが、クロスバーを叩く。ほ んの少しの幸運がC大阪にあれば、と思わせるシーンだ。そして、盧をFWに上げ、ペリクレスを左SBに、鈴木を右SBにと副島監督は指示を送り続ける。

 延長前半終了。あと15分。しかし、後半開始直後の106分、ピリオドが突然打たれた。浦田尚希。素晴らしいゴールだった。

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 この試合がどういう結末を迎えるのか、それは試合前からサポーターだって誰だって、選手たちだって様々に思いを巡らせていただろう。だが、現実に起こった結末を想像していた者がどのくらいいたであろうか。

 日本サッカーは以前、これと似た経験をしている。93年のカタール。対イラク戦、ロスタイムの同点劇。「ドーハの悲劇」だ。“This is Football”――サッカー狂国の人々の口からよく聞く言葉だが、C大阪サポーターはその意味を悟ったことだろう。

 この日スタジアムにいた皆が、1勝することの難しさを共有した。“This is Football”。この日の出来事こそがサッカーの神髄だからこそ、この経験を次に活かすことが重要だ。

 ただ、夢こぼれたその日ばかりは、サポーターも、報道陣さえも、C大阪の選手たちをいたずらに刺激することはなかった。

 選手たちはしばし、心と体の傷を癒し、自ら再奮起してJ1の2ndステージに臨んでくれるだろう。

(セレッソ大阪) 

GK:下川誠吾 

DF:蔵田茂樹、原田武男、鈴木悟、興津大三(59分/上村崇士) 

MF:田坂和昭、ユン・ジョンファン、森島寛晃、ノ・ジョンユン、西谷正也 

FW:西澤明訓(89分/ペリクレス)

(川崎フロンターレ)

GK:浦上壮史 

DF:奥野僚右、長橋康弘、久野智昭、西澤淳二 

MF:ペドリーニョ、マジーニョ(105分/中西哲生)、向島建(86分/浦田尚希)、大塚真司 

FW:森山泰行(61分/鈴木隆行)、我那覇和樹

(2012.5.27 23:20)

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ご存知? 兄弟選手

 清武弘嗣選手の弟、功暉選手は鳥栖の特別指定選手として活躍して話題になりましたね。 他にもセレッソの選手のご兄弟でサッカーやフットサルで活躍している選手がいますので、まとめておきます。 

兄:清武弘嗣
弟:清武功暉(福岡大4年MF・FW)

兄:藤本康太
弟:藤本大(流通経済大4年DF)

弟:金聖基
兄:金永基(湘南ベルマーレGK)

兄:高橋大輔
弟:高橋祐太郎(ロアッソ熊本DF)

兄:丸橋祐介
弟:丸橋隼人(大阪産業大2年DF)

弟:永井龍
兄:永井義文(シュライカー大阪)
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 特別指定選手といえば、以前は強化指定選手という呼称でしたが、セレッソも何人か受け入れてきました。

 あまり知られていないのは、仙台の守護神、林卓人が金光大阪高の時に強化指定選手だったことです。 

 他にもいますが、まだ現役で頑張ってくれているのは・・・
玉野光南高の苔口卓也(富山)、桃山学院大の江添建次郎(佐川印刷)、関学大の小松塁(川崎F)、滝川二高の森島康仁(大分)は卒業後セレッソに加入してくれましたね。
(2012.5.22 0:58)

訂正5.22 9.50(高橋祐の所属ミスで、失礼しました)

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マン・ユナイテッドの真司

 マンチェスターユナイテッドは、「 逆転優勝だ! 」と一瞬、喜ばされた挙句、マンチェスターシティに優勝をさらわれてしまった(今季は無冠!)。

 シティとは、勝ち・分け・負けの数も全て同じで、勝点も当然同じ 89。 総得点89、総失点33、得失点差+56(シティは順に93、29、+64)で得点、失点それぞれ 4ポイントずつつけられた差が、同じ町にあるライバル2チームの明暗を分けることになった。 シティとの直接対決で1-6、0-1と連敗したのが得失点差に大きく影響した気がする。

 とはいっても、総得点(1試合平均2.34)に不満があるわけでもなく、総失点(1試合平均0.87)にも問題点は見つけられない。 リーグ優勝のかかった重要な最終節の前日に、ファーガソン監督はわざわざドイツカップ決勝を視察に行ったという。 「 真司獲り 」はいよいよ現実的な話になってきた。

 しかし、マンユナイテッドの試合を見ていて、真司がプレーしているところがどうもイメージできない。 どのポジションをやるんだろう。 パクチソンの後釜なんて言われても、彼ほどのフィジカルも、守備力もないし、ルーニー中心の攻撃陣の中で真司がどう絡めるのか、貧困な想像力しか持ち合わせていないのを恥じるしかない。

 個人的には、もう1年イエローのユニフォームを着て、ヨーロッパの大舞台でチームをさらなる高みに導くために、中心選手として躍動する真司を見たいと思う。 

 だが、今回断ったら、こんなビッグチームからの誘いがまたあるだろうか。 スポーツ選手は、いつ大ケガでアスリート人生の終焉を迎えることになっても決しておかしくない職業だから、後悔だけはしたくないはずだ。 真司自身が悩んで、悩み抜いて決めることなのだ。

 来季のマンユナイテッド。 ベテランのギッグス、スコールズは来季も頑張るだろうが、今季以上に働けるかといえば、大きな疑問符がつく。 一旦引退したスコールズを復帰させたくらいだから、若返りつつある現有戦力に満足できていないのも明らかだ。 リーグ2位はともかく、UEFAチャンピオンズリーグ・グループリーグでの敗退は屈辱的だったはずだ。

 ファーガソン監督は、新たな血を取り入れたいのだ。 真司は十分に即戦力として活躍できる選手だ。 ドイツ国内では、まさしく「 チャンピオン 」だ。 しかし、チャンピオンズリーグや、ヨーロッパリーグでは、大した活躍もできておらず、まだまだ成長の余地を残しているところにも大きな魅力を感じているのではないか。 

 かつて、ファーガソン監督が迎え入れたクリスティアーノ・ロナウドも、ルーニーも、加入当時は決してワールドクラスと呼べるほどの選手ではなかった。 マンユナイテッドで経験を積み、鍛え上げられて、現在の地位に登りつめたのだ。 

 真司が、彼らと同じ道程を、今まさに歩み始めようとしているのだとしたら、もう何も言う事はない。 ただじっと見守るだけだ。 
(2012.5.14 23:18)

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EURO~ポーランド・ウクライナ・ドイツ

 EURO2012欧州選手権は、6月8日に開幕する。

 場所は ポーランド と ウクライナ の共同開催だ。 2つの国が隣国同士だという認識は、正直なところあまりなかった。

 でも考えてみれば、ウクライナはかつて 旧ソビエト連邦 に属していた国だ。 

 ということは、第2次世界大戦で ヒトラー・ドイツ と ソ連 によって蹂躙され、分割された ポーランド国民にとっては、憎むべき侵略国の一部だった国との共同開催ということになる。 そして、今大会の優勝候補の一角に挙げられるのが西の隣国ドイツ。 これまた深い傷を負わされた国だ。 

 2002年(もう10年も前だ)日韓ワールドカップの共同開催で、日本と韓国の「 距離 」は縮まったと言われるが、ポーランドとウクライナの関係は、既に「 過去 」を清算して友好的になっているからこそ、共同での開催が可能なのだろうなと想像する。 まあ、ポーランドの歴史について何も知らない者が勝手に想像して書いているだけなのかもしれないが・・・

 サッカーというスポーツを介して、国際関係が少しでもスムーズに行けばいいなと思う。 甘っちょろい考えなのだろうけれど。 

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 さて、WOWOWでは全試合LIVEだそうだが、事前番組も面白そうだ。→ココ

 UEFA EURO 2012TM 選手名鑑~10の巨星~ という番組では、イニエスタ、クリスティアーノ・ロナウド、ベンゼマ、ブッフォン、ビジャ、イブラヒモビッチ、シャビ、エジル、スナイデル、シェチェンコの10人が取り上げられる。

 ベストマッチ オブ ユーロ ~珠玉の名勝負選~ は、30分弱のハイライトだが、過去の名勝負50試合を見せてくれるそうで、スペイン初優勝の64年決勝から前回大会まで、最近サッカーを好きになった人たちには、いい「 サッカー史教材 」になるはず。

 そして、大会が始まったら、睡眠不足は避けられないな。 6月はワールドカップアジア最終予選が始まり、日本にとっては大事な大事なホーム戦2試合もあるし、忙しいね。
(2012.5.9 4:34)



  
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