« 入れ替え戦での使用ボール | トップページ | J1最終節で優勝が決定した過去のシーズン(修正済) »

JFL新加入6チーム決定について

 JFL入り 6チーム が決まりました。 →ココ

 地域リーグ決勝大会の成績面だけをとらえる(1次リーグの上位から順番に選ぶ)と、ファジアーノ岡山ネクスト、鹿児島ユナイテッド、FC大阪、サウルコス福井、レノファ山口の5チームが確実で、最後の 1ワク は FC今治 または マルヤス工業 だと予想していました。 まさか FC大阪 が外れるとは思いもしませんでした(>_<)。 

 選ばれたのは、
 ヴァンラーレ八戸FC(東北1部/青森)
 アスルクラロ沼津(東海1部/静岡)
 マルヤス工業(東海1部/愛知)
 ファジアーノ岡山ネクスト(中国/岡山)
 レノファ山口FC(中国/山口)
 鹿児島ユナイテッドFC(FC KAGOSHIMAが、ヴォルカ鹿児島と統合)(九州/鹿児島)
 
 驚いたのは、八戸 と 沼津 でした。 

 なぜこうなったのか、推測というか、推測するための材料を洗い出しながら、書きながら考えようと思います。

 まず、JFLの公式HPにあるように、JFL入会を議論するための「 視点 」として 5つ ありました。

 ①経営状況(運営費用)
 ②地域のチーム状況
 ③チーム運営体制
 ④競技場の状況
 ⑤今季の成績

 ①と③については公けの情報がなく、良く分かりません。

 ②の地域のチーム状況。 これが意味するところも不明ですが、地域バランス、地域分布という意味にとらえました。

 ④の試合会場について、岡山 は練習グラウンドである、政田サッカー場(人工芝)。 鹿児島 は鴨池。 八戸 は南郷陸上競技場(スタンドなし?)。 沼津 は愛鷹。 マルヤス は名古屋港サッカー場。 山口 は維新百年記念公園。 一方、FC大阪は、JFL入りできれば長居第2を考えていたらしいのですが、今年の関西リーグで使用したのは、キンチョウ:4試合、長居第2:1試合、万博大阪サッカー場:2試合と一定ではありませんでしたが、特に問題はない気がします。

 ⑤の成績面。 地域リーグ決勝大会(以下、地域決勝)に不出場の八戸は、東北社会人2位でしたが、優勝したのは、地域決勝でも優勝しJ3入りも決めたグルージャ盛岡で、対戦成績は1勝1敗で同勝点での2位と、同等の力をもっていたようです。 

 アスルクラロ沼津は東海社会人1部4位でしたが、優勝したマルヤスとの勝点差はわずか3、1勝利分の差でしかありません。  

 対してFC大阪は関西1位で、2位との勝点差9(14試合)と抜きん出た成績でした。 そして、地域決勝1次リーグで、5-1マルヤス工業、1-0レノファ山口と2勝しましたが、ヴォルカ鹿児島に0-2で敗れ、決勝リーグには進めませんでした。 皮肉にもこの大会で勝った相手、マルヤス と レノファ山口 が最終的にJFL入りしたことは、FC大阪 の皆さんにとって受け入れがたいことだと思います。

 さて、 

1.岡山と鹿児島は地域決勝の成績から無条件承認なので、残るは 4枠。

2.地域決勝の成績は、決勝ラウンドに勝ち残った4チーム以外は考慮されていません。 つまり、地域決勝1次リーグが何位であろうが関係なし、極端な場合出場できなかってもかまわない。
→地域決勝1次リーグ・グループ2位のFC大阪、サウルコス福井が選ばれていません。 反対に、地域決勝不出場なのに ヴァンラーレ八戸 と アスルクラロ沼津 が選ばれています。

3.「Jリーグを目指さない、JFLを腰掛けにしない、ずっとJFLにいたい」アマチュアチームを入れておきたい、という意思が働いているのではないでしょうか。 今回J3創設は、JFLにとって存続の危機だったはずで、そう思わせた気がしています。 
→マルヤス工業が選ばれているのです。

4.ここで、JFL から J3 に移る 10チーム を地域ごとに整理します。
 北海道0
 東北2=ブラウブリッツ秋田、福島ユナイテッドFC
  関東3=FC町田ゼルビア、横浜スポーツ&カルチャークラブ(Y.S.C.C.)、SC相模原
  北信越2=AC長野パルセイロ、ツエーゲン金沢
  東海1=藤枝MYFC
  関西0
 中国0
 四国1=カマタマーレ讃岐(入れ替え戦でJ2入りの可能性あり)
 九州1=FC琉球

5.次に、J3へ移らず JFLに残った8チームを示しておきます。
 北海道0
 東北1=ソニー仙台
 関東2=栃木ウーヴァ、横河武蔵野
 北信越0
 東海1=Honda
 関西2=MIOびわこ滋賀、佐川印刷
 中国0
 四国0
 九州2=HOYO大分、ホンダロック

6.そして、今季JFL在籍18チーム→来季JFL14チーム。<「抜けてJ3へ行く10チーム」、&「今回加入が決まった6チーム」>を比較します。
 北海道:0→0 <OUTなし&INなし>
 東 北:3→2 <OUT2 &IN1(八戸)>
 関 東:5→2 <OUT3 &INなし>
 北信越:2→0 <OUT2 &INなし>
 東 海:2→3 <OUT1 &IN2(沼津、マルヤス)>
 関 西:2→2 <OUTなし&INなし>
 中 国:0→2 <OUTなし&IN2(岡山、山口)>
 四 国:1→0 <OUT1 &INなし>
 九 州:3→3 <OUT1 &IN1(鹿児島)>

7.地域決勝上位という「結果」で文句なしでJFL入りを決めた 岡山 と 鹿児島 を除くと、東北、東海、中国から4チームが選ばれています。 

 JFLは J1 から数えると 4番目 に当たるものの、あくまでも 全 国 リ ー グ です。 特定の地域にチームが 偏る のは避けたいと考えたのではないでしょうか。 ②の「地域のチーム状況」、つまり地域バランスが、新加入チーム決定に大きな影響を与えたのかなと考えました。

 2つ減った東北に1チーム(八戸)を、0だった中国に岡山が増えたが、さらに1チーム(山口)を、1つ減った東海に2つ(マルヤス、沼津)を入れようと。

 でも、関西は2つのまま、現状維持とされました。 入れるとすれば、FC大阪だったはずなのですが・・・。 また、0の北信越に地域決勝1次リーグ2位というFC大阪同等の成績を残した サウルコス福井 を入れても良かったはずですが、これも外されています。

 どうも、地域バランスだけでもないようです。  

8.となると、①経営状況(運営費用)と ③チーム運営体制 という、外部からは判断できない要素が、この6チームを選んだと考えるしかありません。 こうなると、もうお手上げです(>_<)。

 ①から⑤の「視点」は、①>②>③>④>⑤ というように重要度の順番だったのでしょうか。 地域決勝に出ていない2チーム(八戸、沼津)は、やはり⑤では物足りないものですから。

 どうも中途半端になりました。 JFL理事会の決定に文句を言う気はありませんが、なんかモヤモヤが残ります。  

 それにしても、J3創設がなければ、FC大阪やサウルコス福井の運命は変わっていたかもしれません。 また、統合が決まっていた、鹿児島の2チームのどちらもが、地域決勝に出場していたのも、今から考えると話を複雑にした気がします。 

 FC大阪には来季、①から⑤のいずれの「視点」でも文句のつけられない結果を残して、堂々とJFLまたは、J3に昇格してもらいたいと思います。 しかし、関西リーグは厳しい。 アミティエSC、バンディオンセ加古川、奈良クラブ、アルテリーヴォ和歌山とライバルは多い。 健闘を祈りたいと思います。  (2013.12.4 23:14)

にほんブログ村 サッカーブログ セレッソ大阪へ
にほんブログ村 人気ブログランキングへ

|

« 入れ替え戦での使用ボール | トップページ | J1最終節で優勝が決定した過去のシーズン(修正済) »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/506771/58699060

この記事へのトラックバック一覧です: JFL新加入6チーム決定について:

« 入れ替え戦での使用ボール | トップページ | J1最終節で優勝が決定した過去のシーズン(修正済) »