ビルバオの殺し屋
昔 アスレティック ビルバオ に
アンドニ ゴイコエチェア というDFがいた
彼のタックルの餌食になり 脚を骨折したのは
バルサの ディエゴ マラドーナ と
ベルント シュスター
その後 様々なルール改正と
審判のファウル判定基準の厳格化で
今の選手は 昔の選手とは比べようのないほど
悪質なファウルから 守られている
だから 私たちは コパデルレイ の メッシのような
DFごぼう抜きのゴールを 見ることができるのだ
74年決勝で クライフ を背後から 削りまくった フォクツも
82年2次リーグで マラドーナを蹴り、こずき、引っ張って倒しまくった ジェンティーレ も
今の審判なら レッドカードを出すだろう
ワールドカップの 歴史は変わっていたかもしれないのだ
ゴイコエチェアのような 「殺し屋」もおらず
「技術を守る」ための 判定基準が浸透している 今だから
メッシや CR7はゴールを量産し続けられる
彼らふたりが 史上 最高の選手だと
考える人は多いだろう
ただ もう少し 歴史を 知る努力も してほしいと思うのだ
(2015.5.31 15:13)
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